テーマ:ファンタジー・海外

魔術師の娘 ☆☆☆☆

(魔術師の娘 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『魔術師ベルガラス』の第2分冊です。 「銀狼の花嫁」のラストで、アルダー神が邪神トラクに強奪された“珠”を取り戻すことに成功して帰還したベルガラスですが、身ごもっていた妻ポレドラがお産の際に死んだと聞かされます。悲嘆にくれたベルガラスは、自殺衝…
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進め、見習い魔術師! ☆☆☆

(進め、見習い魔術師! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1999) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』の第2巻です。 第1巻「お師匠さまは魔物!」で、異次元(並行世界の一つ)から召喚された魔物オゥズの弟子になる羽目に陥った、駆け出し魔術師スキーヴ。現在、ふたりは、前巻で対決して異次元へ追放した魔術師イッシュ…
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ペギー・スーi 魔法の瞳をもつ少女 ☆☆☆☆

(ペギー・スーi 魔法の瞳をもつ少女 / セルジュ・ブリュソロ / 角川文庫 2005) “フランスのスティーヴン・キング”と呼ばれる作者ブリュソロが初めてジュブナイルとして書いたファンタジー、『ペギー・スー』シリーズの第1作です。 14歳の少女ペギー・スー・フェアウェイは、小さいころから普通の人には見えない奇怪な“お化け”…
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お師匠さまは魔物! ☆☆☆

(お師匠さまは魔物! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1997) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第1巻です。 作者アスプリンのユーモア・ミリタリーSF「銀河おさわがせ中隊」シリーズは読んでいますが、この『マジカルランド』のほうが、書かれたのも邦訳されたのも先です。水玉蛍之丞さんの表紙イラストが…
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エルダ 混沌の“市” (上・下) ☆☆☆

(エルダ 混沌の“市” (上・下) / ジュード・フィッシャー / ハヤカワ文庫FT 2005) 作者フィッシャーの初長篇、異世界ファンタジー『愚者の黄金』三部作の第1作です(ただし、2作目以降は邦訳されていません)。解説によると、フィッシャーはもともと筋金入りの『指輪物語』フリークで、同書を出している出版社に入社して『指輪物語』…
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帝王の陰謀(上・下) ☆☆☆☆☆

(帝王の陰謀 上・下 / ロビン・ホブ / 創元推理文庫 2005) 異世界ファンタジー『ファーシーアの一族』三部作の第2部です。第1部「騎士の息子」の倍のボリュームがある質・量ともに重厚な一篇です。世界観や背景については、「騎士の息子」の記事をご覧ください。 物語は、第1部の直後から始まります。 六公国の王座の簒奪を狙っ…
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銀狼の花嫁 ☆☆☆☆

(銀狼の花嫁 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『ベルガリアード物語』、『マロリオン物語』の前史をなす『魔術師ベルガラス』3部作の第1部です。3部作とは言っても、分厚い1冊の原書を邦訳版では3分冊で刊行しているわけで、姉妹篇の『女魔術師ポルガラ』も同じように3分冊でハヤカワ文庫FTから刊行され…
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魔道士の魂2 ―不穏な再会― ☆☆☆

(魔道士の魂2 ―不穏な再会― / テリー・グッドカインド / ハヤカワ文庫FT 2005) 『真実の剣』の第5シリーズの第2巻です。 前半は、第1巻の直接の続きで、ミッドランズの南西に位置するアンデリスでの出来事が描かれます。アンデリスは、アイディンドリルのラール卿(リチャードのこと)に従うか、至高秩序団に協力するか、決断…
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ランクマーの二剣士 ☆☆☆☆

(ランクマーの二剣士 / フリッツ・ライバー / 創元推理文庫 2005) 『ファファード&グレイ・マウザー』シリーズの唯一の長篇で、創元文庫版シリーズ全5巻の最終巻です。 北国出身の蛮人で大男の剣士ファファードと、都会育ちの身軽な小男の盗賊グレイ・マウザーは、数々の冒険を潜り抜けた末、久しぶりにランクマーの都へ戻ってきます。貸…
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黄金の鍵 ☆☆☆

(黄金の鍵 / ジョージ・マクドナルド / ちくま文庫 1988) 「北風のうしろの国」や「リリス」で知られるジョージ・マクドナルドの短篇集です。児童向けから大人向け(?)まで、4作品のファンタジーが収められています(もっとも、作者は「特に子供向けに書いているわけではなく、何歳になっても子供らしさを持っている人々向けに書いている」…
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ジェニーの肖像 ☆☆☆☆☆

(ジェニーの肖像 / ロバート・ネイサン / 創元推理文庫 2005) ハヤカワ文庫版の「ジェニーの肖像」を読んだのは、高校生のときでした。それから元号が変わり、新たな世紀に入り(笑)、再び新訳で読めるようになりました。本書は「ジェニーの肖像」のほか、同じテイストのリリカルなファンタジー「それゆえに愛は戻る」も併録されています。ど…
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リラの森 ☆☆☆☆

(リラの森 / セギュール夫人 / 角川文庫 1971) 作者は18世紀末にロシアの軍人の娘として生まれ、パリでフランスの名門セギュール伯爵と結婚して、セギュール伯爵夫人となりました。50歳を過ぎてから、孫娘のために自作の童話を語り聞かせたのがきっかけで、童話作家としての活動を始め、その作品は現在も読み継がれているそうです。 本…
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妖精の女王4 ☆☆☆☆

(妖精の女王4 / エドマンド・スペンサー / ちくま文庫 2005) ちくま文庫版「妖精の女王」の第4巻(最終巻)です。 こちらには、原書第5巻の後半と第6巻のすべて、それに断片として書かれた第7巻の一部をなす2篇が収められています。 第5巻 アーティガルの正義の物語(続き) 残忍なサルタンを倒して、虐げられていた人々…
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妖精の女王3 ☆☆☆☆

(妖精の女王3 / エドマンド・スペンサー / ちくま文庫 2005) ちくま文庫版「妖精の女王」の第3巻です。 こちらには、原書第4巻のすべてと、第5巻の第8篇までが収められています。 第4巻 キャンベルとトリアモンドの友情の物語 新たな物語が始まるとともに、前巻で中断していたフロリメルやブリトマートをめぐる物語も語ら…
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妖精の女王2 ☆☆☆☆

(妖精の女王2 / エドマンド・スペンサー / ちくま文庫 2005) ちくま文庫版「妖精の女王」の第2巻です。 こちらには、原書第2巻の後半と第3巻がすべて収められています。 第2巻 サー・ガイアンの節制の物語(続き) 理性を曇らされて至福の園に絡め捕られていたサー・ガイアンは、アーサーによって救われ、ふたりは貞淑な貴…
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妖精の女王1 ☆☆☆☆

(妖精の女王1 / エドマンド・スペンサー / ちくま文庫 2005) 16世紀末の英国の詩人スペンサーの代表作である大長編叙事詩「妖精の女王」の、ちくま文庫版全4巻の第1巻です。 本作は当時のイングランドのエリザベス女王に捧げられたもので、タイトルの「妖精の女王」はエリザベス女王を指し、「妖精の国」は故郷イングランドを、登場す…
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オズの魔法使い ☆☆☆☆☆

(オズの魔法使い / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1994) 現代ファンタジーの古典(若干、言辞矛盾があるような気がしますが(^^;)、『オズ』シリーズの第1作です。 少女ドロシーは、カンザスの大草原の小さな家(違)で、ヘンリーおじさん、エマおばさん、犬のトトと一緒に暮らしていました。ある日、竜巻に襲わ…
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ディスクワールド騒動記1 ☆☆☆

(ディスクワールド騒動記1 / テリー・プラチェット / 角川文庫 1991) スラップスティック・ファンタジー『ディスクワールド』シリーズの第1巻です。とはいえ、邦訳されているのは、この第1巻だけ(^^; このシリーズ、本国イギリスでは、作者プラチェットが2015年に亡くなるまで、41作が刊行されている大人気シリーズです。やはり…
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魔道師の杖 ☆☆☆

(魔道師の杖 / ヴィクター・ケラハー / 現代教養文庫 1989) 現代教養文庫版『A&Fシリーズ』の1冊。 作者ケラハーは、オーストラリアのファンタジー作家で、本書が日本への初紹介だそうです(その後、ジュブナイル向けのファンタジーが何冊か邦訳されているようです)。オーストラリアのファンタジー作家と言えば、『ウィラン・サーガ』…
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凍結都市 ☆☆☆

(凍結都市 / D・アースコット&D・J・マール / 現代教養文庫 1988) 現代教養文庫版A&F(アドベンチャー&ファンタジー)シリーズの第1巻です。しかし、華々しいはずの第1回配本分のはずが、無名の作家の、えらく地味な作品が選ばれた理由は、よくわかりません(^^; 少年トム(たぶん13~14歳くらい?)は、幼いころに生…
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ナーダ王女の憂鬱 ☆☆☆☆☆

(ナーダ王女の憂鬱 / ピアズ・アンソニイ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『魔法の国ザンス』の第16巻です。 前巻で、グロスクラウト教授をはじめとした悪魔族がひそかに進めていたプロジェクトが、今回のストーリーのメインとなります。それは、ザンスを舞台にしたコンピューターRPG『コンパニオン・オブ・ザンス』でした(アメリカでは実…
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魔法の世界の夜明け ☆☆☆☆

(魔法の世界の夜明け / アンドレ・ノートン / 創元推理文庫 1977) 『ウィッチ・ワールド・シリーズ』の第5巻、邦訳としては最終巻です。原書では、さらにシリーズは続いているわけですが、サイモン・トリガース一家をめぐるエピソードは、この巻で大団円を迎えるということです。 実は、順番を勘違いしており、第4巻「魔法の世界の幻術」…
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アードネーの世界 ☆☆☆☆

(アードネーの世界 / フレッド・セイバーヘーゲン / ハヤカワ文庫SF 1983) 「西の反逆者」、「黒の山脈」に続く、『東の帝国』三部作の最終巻です。 最終戦争のはるか後、魔法が支配する北米大陸を舞台にした、悪辣な“東の帝国”と、“西の反逆者”こと自由民との戦いに(いや、それ以上に地球的規模の決戦に)、終止符が打たれます。こ…
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五つの壺 ☆☆☆

(五つの壺 / 紀田 順一郎&荒俣 宏:編 / ハヤカワ文庫FT 1979) ハヤカワ文庫FT初期の(No.7です)、あまり売れなかった(笑)『ファンタジイ傑作集』第1巻です。 英国伝統ゴースト・ストーリーの達人M・R・ジェイムズが書いた唯一のメルヘン風ファンタジイ「五つの壺」と、「北風のうしろの国」、「リリス」等で知られるジョ…
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プール・オブ・ダークネス 幽閉されたフラン ☆☆☆☆

(プール・オブ・ダークネス 幽閉されたフラン / J・M・ウォード&A・K・ブラウン / 富士見文庫 1993) 『ムーンシェイ・サーガ』や『アイスウィンド・サーガ』と同じく、RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の舞台となる世界、“フォーゴトン・レルム”を舞台にしたファンタジー小説の一つ。実は、本書に先立つ出来事として書かれた「プー…
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妖魔と二剣士 ☆☆☆☆

(妖魔と二剣士 / フリッツ・ライバー / 創元推理文庫 2005) “剣と魔法”のヒロイック・ファンタジー、『ファファード&グレイ・マウザー・シリーズ』の第4巻です。 第3巻まで(「魔の都の二剣士」、「死神と二剣士」、「霧の中の二剣士」)は、80年代後半に読んでいたのですが、その後、訳書の刊行が20年以上中断していました。よう…
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魔道士の魂1 ―消えゆく魔法― ☆☆☆

(魔道士の魂1 ―消えゆく魔法― / テリー・グッドカインド / ハヤカワ文庫FT 2005) 『真実の剣』の第5シリーズの第1巻です。 一連の流れが完結して「めでたしめでたし」となっても、すぐに新たな苦難や問題が発生するのが、本シリーズの定番ですが、今回も同じです。 前シリーズ最終巻で、晴れて結婚式を挙げたリチャードとカ…
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魔界の盗賊 ☆☆☆☆

(魔界の盗賊 / マイクル・シェイ / ハヤカワ文庫FT 1985) 1983年の世界幻想文学大賞を受賞した、作者の第2長篇(というか、4つの中短篇から成るオムニバス作品集)です。 主人公は、“痩せのニフト”と呼ばれる凄腕の盗賊です。ニフトは、何人かの頼りになる相棒とともに、舞台となる異世界の各地で、人知を超えた事態に巻き込…
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光のかけら ☆☆☆

(光のかけら / ジョン・ガードナー / ハヤカワ文庫FT 1981) ハヤカワ文庫FTの初期バージョンで、ややひねくれた(笑)メルヘン集です。 作者ジョン・ガードナーは、『ハービー・クルーガー』シリーズなど国際謀略小説を書いている人物とは、同姓同名の別人です。こちらのガードナーは、児童文学専業というわけでもなく、ピンチョンやド…
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幻竜秘録5 ―黄昏の十字路― ☆☆☆

(幻竜秘録5 ―黄昏の十字路― / ロバート・ジョーダン / ハヤカワ文庫FT 2005) 『時の車輪』の第10シリーズ「幻竜秘録」の第5巻(最終巻)です。 ストーリーは広がるだけ広がって、この1巻だけで、どこまでどう収拾がつくのだろうかと思っていましたが、ほとんど収拾がつかないまま(笑)、すべては次シリーズへ持ち越されます。こ…
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