疫病惑星の女神 ☆☆☆☆

(疫病惑星の女神 / H・G・フランシス&クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2021) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第633巻です。以前、似たようなタイトルがあったな、と思って調べたら、"大群"サイクルでのマールの復帰作「訓練惑星の妖女」でした(532話、日本版の266巻後半)。前巻までの流れに引き続き、エレンディラ銀河で…
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血と薔薇 コレクション3 ☆☆

(血と薔薇 コレクション3 / 澁澤 龍彦:編 / 河出文庫 2005) 「血と薔薇 コレクション」の第2巻。オリジナルの雑誌「血と薔薇」と本コレクションの構成については、「コレクション1」の記事をご覧ください。 本巻の特集は「愛の思想」です。では、内容を簡単に紹介していきます。 「制服の処女」(篠山 紀信):紀信さんは、…
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アップフェルラント物語 ☆☆☆☆☆

(アップフェルラント物語 / 田中 芳樹 / 徳間文庫 1995) 作者が提唱する“ルリタニア・テーマ”の第1作です。ルリタニア・テーマに関する詳細は、先に読んでしまった(笑)第2作「カルパチア綺想曲」、およびルリタニアを舞台にしたオリジナルの「ゼンダ城の虜」(アンソニー・ホープ)の記事をご覧ください。 なお、本書の巻末に掲載さ…
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時間の貯水槽 ☆☆☆

(時間の貯水槽 / ヴィム・ファンデマーン / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ローダンNEO』の第3シリーズの第6巻です。前々巻「水の惑星レヤン」の続きで、別の惑星へ転送されたローダン一行の苦難が描かれます。 前巻のラストで、円柱状の謎の飛行物体に乗る"諜報者"の協力を得てレヤンから別世界へ転送されたローダン、ブル、ミュー…
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オズのつぎはぎ娘 ☆☆☆

(オズのつぎはぎ娘 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1990) 『オズ』シリーズの第7作です。前作「オズのエメラルドの都」を最後にシリーズを終わらせようとした作者は、オズの平穏が外部の人間たちに乱されないよう、オズマ姫やドロシーの希望で魔女グリンダがオズの周囲に不可視かつ侵入不可の壁を巡らしたという設定で、最…
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密林 ☆☆☆

(密林 / 鳥飼 否宇 / 角川文庫 2003) この作者は初読みです。裏表紙の紹介文に引かれ、予備知識なしに読み始めました。 勤務先の金融会社を辞めて昆虫採集のプロ(つまり昆虫の販売業者)になろうとしている松崎と、子供時代からの親友で広告会社勤務の柳澤は、柳澤の休みを利用して、沖縄本島の"やんばるの森"を訪ねていました。オ…
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勇将ジェラールの回想 ☆☆☆☆

(勇将ジェラールの回想 / コナン・ドイル / 創元推理文庫 2001) シャーロック・ホームズもので有名なドイルですが、ホームズが登場しないミステリ短篇や怪奇幻想短篇、チャレンジャー教授が活躍するSF作品のほかに、歴史小説にも手を染めています。本書と続編「勇将ジェラールの冒険」は、フランス皇帝ナポレオンに使えた名剣士エティエンヌ…
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オズのエメラルドの都 ☆☆☆

(オズのエメラルドの都 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1981) 『オズ』シリーズの第6作です。最後に書きますが、シリーズに一つの区切りがつく作品です。 カンサスへ戻って、ヘンリーおじさんの農場で暮らしていたドロシーですが、農場が人手に渡ることになってしまいます。ヘンリーおじさんは、農機具を買うために…
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不在の騎士 ☆☆☆

(不在の騎士 / イタロ・カルヴィーノ / 河出文庫 2005) カルヴィーノの"歴史"三部作の第3作です。とはいえ、解説を読むまでそのことはまったく知らず、前2作は未読(というか未入手)だったのですが、特に表面的なストーリーにつながりがあるわけでもなく、問題はありませんでした(時代背景を時系列順に並べれば、本作が1番目になるそう…
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《ラヴリー・ボシック》発進! ☆☆☆

(《ラヴリー・ボシック》発進! / ペーター・グリーゼ&アルント・エルマー / ハヤカワ文庫SF 2021) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第632巻です。エレンディラ銀河とその周辺で、ロナルド・テケナーとロワ・ダントンに、新展開が起こります。 「エレンディラの掠奪者」(ペーター・グリーゼ):627巻で語られているように、…
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王妃の首飾り(上・下) ☆☆☆☆

(王妃の首飾り 上・下 / アレクサンドル・デュマ / 創元推理文庫 1991) 「三銃士」、「モンテ・クリスト伯」などと並ぶデュマの代表作で、文庫で上下巻合わせて1200ページを超える大作です。 解説によれば、本作はフランス革命を題材にした長編四部作の第2部です。この四部作は、共通した登場人物が18世紀最後の四半世紀を舞台に激…
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旭日の艦隊4 ☆☆☆

(旭日の艦隊4 / 荒巻 義雄 / 中公文庫 2005) 文庫版『旭日の艦隊』の第4巻です。ノベルス版の7巻と8巻が、まとめて1冊になっています。今回、前半は戦闘シーンはなく、大高首相と旭日艦隊の大石司令官の世界観を中心に描かれます(「紺碧の艦隊5」と、内容が一部重複している印象を受けます)。後半は英国本土攻防戦が中心となります。…
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死者がUFOでやってくる ☆☆

(死者がUFOでやってくる / ロバート・グロスバック / 創元推理文庫 1981) 作者グロスバックは、SF専業の作家ではなく、本作が翻訳されている唯一のSF作品のようです。 主人公で語り手のユダヤ人、ジェイ・オーリンスンは、妻に頼まれてハンバーガーを買いに行った帰り、交通事故で死亡します。ジェイはいくつもの職を転々として…
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