オズの魔法使い ☆☆☆☆☆

(オズの魔法使い / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1994)

現代ファンタジーの古典(若干、言辞矛盾があるような気がしますが(^^;)、『オズ』シリーズの第1作です。

少女ドロシーは、カンザスの大草原の小さな家(違)で、ヘンリーおじさん、エマおばさん、犬のトトと一緒に暮らしていました。ある日、竜巻に襲われ、逃げ遅れたドロシーとトトは、小屋ごと竜巻に吹き上げられ、気が付くと見知らぬ土地に着陸していました。
着陸の際、東の悪い魔女が小屋の下敷きになって死んでしまったため、ドロシーは土地の種族マンチキンに感謝され、事態を知ってやって来た北のよき魔女から、ここが“オズの国”で、中心地のエメラルドの都には偉大なる魔法使いオズがおり、それ以外の土地は東西南北に分かれて魔女が支配していて、東西の魔女は悪い魔女、南北の魔女はよき魔女だと聞かされます。カンザスに戻るには、エメラルドの都へ行ってオズを頼るしかないと知り、ドロシーはトトと共に都へ向かって旅立ちます。
途中、ドロシーは、藁でできたかかし、ブリキの木こり、臆病ライオンと出会います。かかしは脳みそを、木こりは心臓を、ライオンは勇気を求めていたため、オズに願いをかなえてもらおうと、一緒に都へいくこととなります。
途中、一行は様々な危険や困難に出会いますが、互いの強みを生かしてなんとか乗り切り、すべてが緑色をしているため、特殊な眼鏡をかけないと入れないというエメラルドの都にたどり着きます。
オズに謁見を願い出た一行は、1日に一人ずつオズと会見しますが、オズはドロシーには巨大な首、かかしには美しい女性、木こりには恐ろしい姿のけもの、ライオンには燃える火となって出現し、いずれも、願いをかなえるには西の悪しき魔女を退治しなければならない、と告げるのでした。
仕方なく、ドロシーたちは西へ向かって旅立ちます。しかし、状況に気付いていた西の魔女は、様々に罠を仕掛けた挙句、翼あるサル一族に命令できる不思議な帽子の力を使って(もちろん、願い事は三度までです)ドロシーを捕え、下働きとしてこき使い始めます。また、ドロシーは東の魔女の持ち物だった銀の靴が気に入って、はいていましたが、それに強大な魔力があることを知っていた西の魔女は、なんとかしてドロシーから靴を奪おうとします。抵抗したドロシーは、偶然にも西の魔女の弱点を突いて、斃してしまいます。
魔女に虐げられていた地元民ウィンキーたちに感謝されたドロシーは、魔女の罠に捕えられていた仲間たちを救い出してもらい、エメラルドの都に凱旋します。ところが、そこで明らかになったのは、偉大なる魔法使いオズの意外な正体でした。
オズが頼りにならないことを悟ったドロシーは、最後の頼みの綱として、南のよき魔女グリンダのもとを目指して旅立ちます。ここでもいくつもの奇妙な国を通り抜け、困難を乗り越えて、一行はグリンダの城へたどり着きます。グリンダは、ドロシーがはいていた銀の靴に秘められた魔法について教え、それぞれに願いがかなった仲間たちに別れを告げ、トトと共に故郷カンザスへ帰り着くのでした。

作者ボームが書いた本シリーズは、全部で14作あり、いずれもハヤカワ文庫から出ています。そのうち、ちょこちょこと(笑)登場予定。

オススメ度:☆☆☆☆☆




オズの魔法使い (ハヤカワ文庫 NV (81))
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