テーマ:冒険・日本

海の荒鷲 ☆☆

(海の荒鷲 / 大佛 次郎 / 少年倶楽部文庫 1976) 昭和8年、1年間にわたって「少年倶楽部」に連載されたものです。 九州で浪人の父と死に別れ、天涯孤独となった少年剣士・椿新太郎(三十郎ではない(^^;)は、船乗りになるために大阪へ向かう途中、赤間関(現在の下関)でその胆力と勇気を見込まれ、味岡太郎左衛門という船乗りに…
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まぼろし城 ☆☆☆

(まぼろし城 / 高垣 眸 / 少年倶楽部文庫 1976) 昭和11年、1年にわたって「少年倶楽部」に連載された作品。江戸時代初期(17世紀前半、元和から寛永の頃)を舞台に、将軍直属の隠密剣士・木暮月之介が活躍する3篇が収められています。 「まぼろし城」:その年、木曽福島の大馬市には、将軍家が買い上げる名馬の候補12頭を選び…
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角兵衛獅子 ☆☆☆

(角兵衛獅子 / 大佛 次郎 / 少年倶楽部文庫 1975) 雑誌「少年倶楽部」に、昭和2~3年に連載された、初のジュブナイル版「鞍馬天狗」小説です。作者は、この3年前に「鞍馬天狗」ものの第1作(短篇)を発表しており、昭和40年まで長短篇合わせて47作品を発表しているそうです。本作は、鞍馬天狗を「小父さん」と呼んで慕う杉作少年の初…
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ハリマオ ☆☆☆☆☆

(ハリマオ / 伴野 朗 / 角川文庫 1987) タイトルの「ハリマオ」は、マレー語で「虎」のこと。昭和30年代の実写ドラマ「快傑ハリマオ」は、見た記憶がありません(なぜか主題歌は歌えます(^^;)が、存在は知っていました。実は、この「ハリマオ」にはモデルとなった人物がおり、戦時中には「マライの虎」という戦意高揚映画も作られてい…
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亜細亜の曙 ☆☆☆

(亜細亜の曙 / 山中 峯太郎 / 少年倶楽部文庫 1975) 「わが日東の剣俠児」(「敵中横断三百里」所収)で初登場した天下無双の快男児、本郷義昭が、世界征服を狙う某国(大人の事情からか(笑)、国名は「〇国」と伏字にされています)の陰謀を暴き、友好国の協力者と共に敵の計画を瓦解させます。本郷義昭の人物像については、上記記事をご覧…
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黒将軍快々譚 ☆☆

(黒将軍快々譚 / 佐藤 紅緑 / 少年倶楽部文庫 1976) 昭和12年(1937年)の1年間にわたって、雑誌「少年倶楽部」に連載された軍記小説。主人公の梅原愿太は、子供のころから人並外れて色黒で(松○しげるにも匹敵する?(^^;)、"黒"という仇名で呼ばれていました(タイトルの"黒将軍"も、それが由来)。老年に達した彼が、出征…
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豹の眼 ☆☆☆

(豹の眼 / 高垣 眸 / 少年倶楽部文庫 1975) 作者の第2長篇で、1927年(昭和2年)、1年間にわたって少年倶楽部に連載された冒険小説です。 横浜港を出てサンフランシスコへ向かっていた怪しげな貨物船“黒太子”号(当然ですがアルゴスのスカールとは無関係(^^;)には、荒くれ船員たちに混じって、ただ一人の日本人青年(と…
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敵中横断三百里 ☆☆

(敵中横断三百里 / 山中 峯太郎 / 少年倶楽部文庫 1975) 表題作「敵中横断三百里」は、1930年に雑誌「少年倶楽部」に連載された、作者の出世作。そのほか3作品が収録されています。全体が忠君愛国という戦前の思想に貫かれており、抵抗をおぼえる箇所もありますが、ある意味“時代小説”として、冷静に距離を置きつつ楽しむべきでしょう…
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押川春浪集 ☆☆☆

(押川春浪集 / 押川春浪 / ちくま文庫 2005) ちくま文庫版『明治探偵冒険小説集』の第3巻です。押川春浪は、横田順彌さんの明治シリーズ(長篇 「星影の伝説」など)の主人公としても活躍している実在の(当たり前)作家です。デビュー長篇でもある「海底軍艦」(映画「海底軍艦」は、この長篇を下敷にはしていますが、ストーリーやキャラク…
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快傑黒頭巾 ☆☆☆

(快傑黒頭巾 / 高垣 眸 / 少年倶楽部文庫 1975) 先日の「吼える密林」に続き、少年倶楽部文庫の作品です(昭和10年に1年にわたって連載されたもの)。あちらは海外のジャングルを舞台に白人と土●が大冒険を繰り広げるエキゾチックな作品だったのに対し、こちらは幕末の動乱期を舞台に父を探す少年少女と黒頭巾を被った正体不明の正義の味…
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吼える密林 ☆☆☆

(吼える密林 / 南 洋一郎 / 少年倶楽部文庫 1975) 戦前から戦後にかけて、少年たちを熱狂させた「少年倶楽部」という雑誌がありました(もちろん、時代が違いますので、実際に手に取ったことはありません)。そこに連載された小説(漫画含む)のうち、戦前の代表的作品を中心に講談社が復刻したのが少年倶楽部文庫で、1975~76年に全4…
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ロストワールド2 ☆☆☆☆

(ロストワールド2 / 田中 光二 / 徳間文庫 1983) SFや冒険小説の大家が、コナン・ドイルの「失われた世界」の続篇に挑んだ意欲作です。 オリジナルの「失われた世界(ロストワールド)」は、南米ギアナ高地の隔絶された台地の上に古代の恐竜や猿人が生き残っていたという設定で、探検に向かったチャレンジャー教授やロクストン卿、青年…
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ラヴェンダーの丘 ☆☆☆

(ラヴェンダーの丘 / 半村 良 / 角川文庫 1987) 『伝説』シリーズと違って伝奇的要素のない、ストレートな謀略・冒険小説です。 一流商社・欧亜商事の苫小牧出張所長を務める大倉治郎、48歳は、ほとんど仕事もせず悠々自適の生活をしていました。実は海外駐在員だったころ、とある事件をきっかけにCIAのエージェントと知り合い、外部…
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