テーマ:ファンタジー・海外

魔道士の魂5 ―魂の召喚― ☆☆☆

(魔道士の魂5 ―魂の召喚― / テリー・グッドカインド / ハヤカワ文庫FT 2005) 『真実の剣』の第5シリーズの第5巻(最終巻)です。アンデリスをめぐる政治的駆け引き、地下世界の魔物チャイムが解き放たれたことで生じた魔法の消滅、リチャードの子を身ごもったカーランなど、混迷した状況にそれなりの決着がつきます。 リチャー…
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今日も元気に魔法三昧! ☆☆☆

(今日も元気に魔法三昧! / ロバート・アスプリン&ジョディ・リン・ナイ / ハヤカワ文庫FT 2004) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第13巻です。前巻に収録された「魔法探偵社のいちばん長い日!」で初めて共作したジョディ・リン・ナイが今回から正式なパートナーとなり、シリーズは続いていきます。本巻は、お試し期…
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シャドウデイル・サーガ1 神界への階段 ☆☆☆☆

(シャドウデイル・サーガ1 神界への階段 / リチャード・オーリンソン / 富士見文庫 1991) 『ムーンシェイ・サーガ』や『アイスウィンド・サーガ』と同じく、RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の舞台となる異世界“フォーゴトン・レルム”を舞台にしたファンタジー・シリーズ『シャドウデイル・サーガ』の第1巻です。 冒頭で、"フ…
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オズのチクタク ☆☆☆

(オズのチクタク / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1986) 『オズ』シリーズの第8作です。タイトルを見ると、オズ唯一のゼンマイ仕掛けのロボット、チクタクが主役と思えますが、それほど主役を張っている感じでもありません(役柄は“一兵卒”ですし(^^;)。 オズの国の東の辺境には、人口数十人のウーガブーとい…
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純白の梟 ☆☆☆☆

(純白の梟 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『女魔術師ポルガラ』三部作の第3作(最終巻)です。 “神をほふる者”につながるリヴァ王の血筋を守るため、ポルガラはガリオンの祖先となる男子が適切な女性と結婚して男児をもうけることに心を砕き、庶民に埋没して暮らすように仕向け、邪神トラク配下のグ…
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オイディプースの放浪 ☆☆☆

(オイディプースの放浪 / ヘンリー・トリース / 創元推理文庫 1999) エディプス・コンプレックスの語源となった、古代ギリシャのオイディプース伝説を下敷きにしたファンタジーです。 テーバイの王ラーイオスが「自分の息子に殺される」という神託を受けたため、王妃イオカステーが生んだ男の赤ん坊の両脚を潰して山に捨てさせます。赤ん坊…
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オズのつぎはぎ娘 ☆☆☆

(オズのつぎはぎ娘 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1990) 『オズ』シリーズの第7作です。前作「オズのエメラルドの都」を最後にシリーズを終わらせようとした作者は、オズの平穏が外部の人間たちに乱されないよう、オズマ姫やドロシーの希望で魔女グリンダがオズの周囲に不可視かつ侵入不可の壁を巡らしたという設定で、最…
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オズのエメラルドの都 ☆☆☆

(オズのエメラルドの都 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1981) 『オズ』シリーズの第6作です。最後に書きますが、シリーズに一つの区切りがつく作品です。 カンサスへ戻って、ヘンリーおじさんの農場で暮らしていたドロシーですが、農場が人手に渡ることになってしまいます。ヘンリーおじさんは、農機具を買うために…
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不在の騎士 ☆☆☆

(不在の騎士 / イタロ・カルヴィーノ / 河出文庫 2005) カルヴィーノの"歴史"三部作の第3作です。とはいえ、解説を読むまでそのことはまったく知らず、前2作は未読(というか未入手)だったのですが、特に表面的なストーリーにつながりがあるわけでもなく、問題はありませんでした(時代背景を時系列順に並べれば、本作が1番目になるそう…
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ザンガの槍 ☆☆☆

(ザンガの槍 / ジェフリー・ロード / 創元推理文庫 1984) 『リチャード・ブレイド・シリーズ』の第12巻です。 今回は体調十分(笑)で任務に臨んだブレイドは、密林の池のほとりで目覚めます。いきなり体長20メートルの大蛇と遭遇しますが、大蛇を追い払ったのは槍を持った黒人の戦士たちでした。ブレイドの白い肌を見たザンガ人の戦士…
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ペギー・スーiii 幸福を運ぶ魔法の蝶 ☆☆☆

(ペギー・スーiii 幸福を運ぶ魔法の蝶 / セルジュ・ブリュソロ / 角川文庫 2005) 『ペギー・スー』シリーズの第3作です。番外編の短篇も併録されています。 今回、ペギーは、母方の祖母“ケイティおばあちゃん”の招きで、夏休みを過ごすために、ケイティが住む不思議な村シャカ・カンダレクを訪れます。ペギーの両親や姉は、家族…
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夜明けをつげる森の調べ(上・下) ☆☆☆☆

(夜明けをつげる森の調べ 上・下 / ダイアナ・マーセラス / ハヤカワ文庫FT 2005) エピック・ファンタジー『シャーリアの魔女』三部作の第3部、最終巻です。第1部を読んでから13年、、第2部からも10年以上経っていましたが、印象が強かったためか、すんなりと物語世界に入り込むことができました。これまでのストーリーは、第1部、…
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ダーク・タワー1 ガンスリンガー ☆☆☆

(ダーク・タワー1 ガンスリンガー / スティーヴン・キング / 新潮文庫 2005) キングのライフ・ワークである『ダーク・タワー』七部作の第1作です。 実は、本シリーズに関しては、角川文庫から出ていた旧バージョンを1巻から4巻まで、2003年から2006年にかけて読んでいました。旧角川文庫版は4巻までで途絶え、その後、新潮文…
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オズへつづく道 ☆☆☆

(オズへつづく道 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1991) 『オズ』・シリーズの第5作ですが、第4作と同様、邦訳されたのは遅く、ハヤカワ文庫版としては10冊目です。その理由が「あとがき」に書かれていますが、作者ボームの『オズ』以外の作品の登場キャラクターが多く登場しており、日本の読者になじみが薄かったから、…
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アバラット ☆☆☆☆

(アバラット / クライヴ・バーカー / ヴィレッジブックス 2005) 異世界アバラットを舞台にしたファンタジー『アバラット』シリーズの第1巻です。ただし、邦訳は2巻までしか出ておらず、第2巻は文庫に落ちていません。また、本書の解説では「全4巻を予定」と書いてありますが、バーカーの公式ウェブサイト(英文)によれば、最終巻に予定し…
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かなしき女王 ☆☆☆

(かなしき女王 / フィオナ・マクラウド / ちくま文庫 2005) ちくま文庫から出たマクラウドの2冊目の作品集で、「ケルト幻想作品集」という副題が付いています。著者マクラウドについての詳細は、1作目の「ケルト民話集」の記事をご覧ください。「ケルト民話集」は荒俣宏さんの翻訳でしたが、こちらは大正時代に活躍した歌人で翻訳家の松村み…
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魔法探偵社よ、永遠に! ☆☆☆

(魔法探偵社よ、永遠に! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2004) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第12巻です。第7巻から続いた“魔法探偵社”もの(11巻は番外)の最終巻、完結編です。ジョディ・リン・ナイと共作した短篇「魔法探偵社のいちばん長い日!」も併録されています。 第10巻「大魔術師、…
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精霊たちの庭 ☆☆☆

(精霊たちの庭 / マリー・ルイーゼ・カシュニッツ / ハヤカワ文庫FT 1980) ドイツの女流詩人・作家による重厚なメルヘン。作者はナチ政権下のドイツで苦難の日々を送ったこともあり、オリジナルのグリム童話を思わせる深みのある物語が展開されます。 閉ざされた静かな庭にたまたま入り込んだ9歳と8歳の兄妹(名前は紹介されません…
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オズと不思議な地下の国 ☆☆☆

(オズと不思議な地下の国 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1986) 『オズ』シリーズの第4作ですが、邦訳されたのは遅く、ハヤカワ文庫版では9冊目です。 オーストラリアから帰国後、カリフォルニアのハグソン農場にいるヘンリー叔父さんを訪ねようとしていたドロシーは、駅に迎えに来てくれたゼブ少年の馬車に乗って…
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貴婦人の薔薇 ☆☆☆☆

(貴婦人の薔薇 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 「運命の姉妹」に続く『女魔術師ポルガラ』三部作の第2作です。 邪神トラクの手下、グロリムのクトゥーチクが、アレンディアに戦乱を引き起こそうとしているという情報を得たポルガラはアレンディアへ向かい、北部のボー・ワキューンとボー・アスターでマ…
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魔道士の魂4 ―奪われた剣― ☆☆☆

(魔道士の魂4 ―奪われた剣― / テリー・グッドカインド / ハヤカワ文庫FT 2005) 『真実の剣』の第5シリーズの第4巻です。最終巻に向かい、あちこちで事態が風雲急を告げていきます。 前巻で、アンデリスのハーケンの少年フィッツは、幼馴染のベアタをレイプした濡れ衣を着せられて、友人モーリーと共にアンデリスから出ていかね…
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見えない友だち34人+1 ☆☆☆☆

(見えない友だち34人+1 / 風見 潤:編 / 集英社文庫コバルトシリーズ 1980) 「海外ロマンチックSF傑作選」の第3巻です。本書は長篇「魔術師」と短篇3作品が収録されており、ヘンダースンとヤングは、第2巻から引き続いての登場です(それだけ、この二人にはこのテーマの佳作が多いということでしょう)。他の2名は、初読みでした。…
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たんぽぽ娘 ☆☆☆☆☆

(たんぽぽ娘 / 風見 潤:編 / 集英社文庫コバルトシリーズ 1980) 「海外ロマンチックSF傑作選」の第2巻です。第1巻に続き、リリカルなSF・ファンタジー短篇が8作品、収められています。初読みの作家は2名(ワルシャフスキーとリー)でした。 「たんぽぽ娘」(ロバート・F・ヤング):妻アンに急用ができたため、ひとりきりで…
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魔女も恋をする ☆☆☆☆

(魔女も恋をする / 風見 潤:編 / 集英社文庫コバルトシリーズ 1980) 昭和の後期、まだ「ラノベ」などという呼称が存在せず、少年少女向けの小説が「ジュニア小説」と呼ばれていた時代、代表的な文庫として集英社コバルトシリーズというレーベルがありました(一般向けの「集英社文庫」が発刊される前です。現在も「集英社コバルト文庫」とし…
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ムレムの書4 聖跡を赴く者 ☆☆☆

(ムレムの書4 聖跡を赴く者 / マシュー・J・コステロ / 富士見文庫 1991) 猫型種族ムレムが支配する異世界を舞台とするファンタジー『ムレムの書』の第4巻です(原書では、第3作の前半に当たります)。どうやら原書では1作ごとに作者が代わっているようで、今回(と原書の後半に当たる第5巻)は初顔のコステロが書いています。 …
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戦士ブラク対女錬金術師 ☆☆☆☆

(戦士ブラク対女錬金術師 / ジョン・ジェイクス / 創元推理文庫 1977) 「ブラク・シリーズ」の第2巻です。世界観や成立の経緯については、第1巻「戦死ブラク対謎の神殿」の記事をご覧ください。前巻が短篇集だったのに対し、今回は長篇です。ストーリーは独立していますが、前巻のエピソードと密接なつながりもあるため、やはり第1巻を先に…
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運命の姉妹 ☆☆☆☆

(運命の姉妹 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『ベルガリアード物語』、『マロリオン物語』の前史を描く『魔術師ベルガラス』三部作の姉妹篇(正しくは親子篇?)『女魔術師ポルガラ』三部作の第1作です(こちらも、分厚い1冊の原書を邦訳では3分冊にしているわけですが)。ベルガラスの娘ポルガラが、父の物…
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妖精詩集 ☆☆☆

(妖精詩集 / ウォルター・デ・ラ・メア / ちくま文庫 1988) 作者デ・ラ・メアは、短篇「シートンのおばさん」や長篇「死者の誘い」の印象から(今のところ、読んだのはこの2作だけ)、怪奇幻想小説オンリーの作家というイメージだったのですが、本書の解説を読んで、ファンタジックな詩や童話でも著名な作家だと初めて知りました(「恋のお守…
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神の剣 悪魔の剣 ☆☆☆

(神の剣 悪魔の剣 / リチャード・A・ルポフ / 創元推理文庫 1979) 副題が「ファンタジー日本神話」とあるように、本作は、作者ルポフが日本の神話や説話に登場するキャラクターやエピソードを、かなり自由に(笑)解釈して練り上げた、"なんちゃって純日本風異世界冒険ファンタジー"とでも言えるものです。キャラクターを別にすれば、エキ…
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塵よりよみがえり ☆☆☆☆

(塵よりよみがえり / レイ・ブラッドベリ / 河出文庫 2005) ブラッドベリには珍しく、長篇です――と思ったら、純粋の長篇ではなく、彼が過去に様々な雑誌や短篇集に書いてきた“一族もの”というテーマの作品群を中心に、それらをつなぐストーリーを追加して、“一族”の年代記を創り上げたという次第。たしかに、由来を知らずに読んでいると…
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