テーマ:ファンタジー・海外

神の剣 悪魔の剣 ☆☆☆

(神の剣 悪魔の剣 / リチャード・A・ルポフ / 創元推理文庫 1979) 副題が「ファンタジー日本神話」とあるように、本作は、作者ルポフが日本の神話や説話に登場するキャラクターやエピソードを、かなり自由に(笑)解釈して練り上げた、"なんちゃって純日本風異世界冒険ファンタジー"とでも言えるものです。キャラクターを別にすれば、エキ…
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塵よりよみがえり ☆☆☆☆

(塵よりよみがえり / レイ・ブラッドベリ / 河出文庫 2005) ブラッドベリには珍しく、長篇です――と思ったら、純粋の長篇ではなく、彼が過去に様々な雑誌や短篇集に書いてきた“一族もの”というテーマの作品群を中心に、それらをつなぐストーリーを追加して、“一族”の年代記を創り上げたという次第。たしかに、由来を知らずに読んでいると…
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魔法の地図はいわくつき! ☆☆☆

(魔法の地図はいわくつき! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2002) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第11巻です。ただし、前巻のラストを受けた内容ではなく(だからギャオンの運命はまだわかりません)、番外編的な扱いで、時系列的には第3巻と第4巻の間のエピソードです。なぜこうなったかという事情は作…
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ジェニィ ☆☆☆☆

(ジェニィ / ポール・ギャリコ / 新潮文庫 2002) ギャリコの代表作の一つで、本人も自分の小説の中で「猫について書いたものがいちばん気に入っている」と語っている作品です。 ロンドンに住む8歳のピーター少年は、ばあやと一緒に散歩の途中、子猫を見つけて道路へ飛び出し、トラックにはねられてしまいます。ベッドで朦朧となってい…
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変容風の吹くとき ☆

(変容風の吹くとき / ジャック・L・チョーカー / 角川文庫 1990) 角川文庫Fシリーズから出ていた、『チェンジウィンド・サーガ』の第1巻です。とはいえ、Fシリーズの例にもれず(笑)「全8巻の長大な異世界ファンタジー」と見えを切っておきながら、2巻以降は刊行されていません。ただし、同じく1巻で打ち止めとなってしまった『エリン…
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ペギー・スーii 蜃気楼の国へ飛ぶ ☆☆☆

(ペギー・スーii 蜃気楼の国へ飛ぶ / セルジュ・ブリュソロ / 角川文庫 2005) フランスのベストセラー・ファンタジー『ペギー・スー』シリーズの第2作です。 人類で唯一、お化け――“見えざる者”と呼ばれる性悪な怪物どもです――を見たり話したりすることができる14歳の少女ペギー・スー・フェアウェイ。なぜ彼女がそのような…
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ユーラリア国騒動記 ☆☆☆

(ユーラリア国騒動記 / A・A・ミルン / ハヤカワ文庫FT 2005) ハヤカワ文庫FT初期(No.15)のユーモア・ファンタジー。作者は「くまのプーさん」の作者(ミステリファンには「赤い館の秘密」の作者と言ったほうが通りがいいかも)ミルンです。 ユーラリア国は、隣国のバローディア国との間で全面戦争を始めようとしていまし…
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ビバ! ドラゴン ☆☆☆

(ビバ! ドラゴン / ハヤカワ文庫FT編集部:編 / ハヤカワ文庫FT 2005) 「五つの壺」に続く、ハヤカワ文庫FT初期の『ファンタジイ傑作集』第2巻です。タイトルから明らかなように、今回のテーマは「ドラゴン」です。ドラゴンが主役となるファンタジイの中短篇が6作品、収められています。 「王さまの首の不思議な冒険」(ライ…
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大魔術師、故郷に帰る! ☆☆☆

(大魔術師、故郷に帰る! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2001) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第10巻です。 前巻のラストで、パーヴ次元から故郷であるクラー次元のポッシルトゥムへ帰還したスキーヴ。彼の帰還によって、ポッシルトゥムのヘムロック女王が引き起こした(とされている)混乱は一応収ま…
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魔法探偵、総員出動! ☆☆☆

(魔法探偵、総員出動! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2000) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第9巻です。 前巻で、スキーヴは姿を消した相棒オゥズを探してパーヴ次元へ赴いています。その間、残りのメンバーは、スキーヴの故郷であるクラー次元へ遠征し、世界征服に乗り出している(らしい)ポッシルト…
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魔物をたずねて超次元! ☆☆☆

(魔物をたずねて超次元! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2000) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第8巻です。 前巻のラストで、スキーヴの元師匠にして相棒のオゥズは、書置きを残して姿を消してしまいました。故郷のパーヴ次元へ帰ってしまったのだと考えたスキーヴは、単身(?)、パーヴ次元へ乗り込む…
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こちら魔法探偵社! ☆☆☆

(こちら魔法探偵社! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1999) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第7巻です。 前巻のラストで、スキーヴの発案により魔法探偵社M・Y・T・H株式会社がディーヴァ市場に設立され、めでたく営業を開始しました。社長は大魔術師ことスキーヴ、オゥズは相談役、秘書はバニー、そ…
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王座の血脈 ☆☆☆☆

(王座の血脈 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『魔術師ベルガラス』の第3分冊(最終巻)です。 5000年に及ぶベルガラスの物語はいよいよ佳境に入り、邪神トラクと対決する“神をほふる者”の誕生も数世代先に迫ってきています。 前巻「魔術師の娘」で、トラクに仕えるグロリム僧の陰謀で根絶やしにさ…
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魔法無用の大博奕! ☆☆☆

(魔法無用の大博奕! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1999) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第6巻です。 ディーヴァの市場を仕切るシンジケートの代表として高給を得ているスキーヴは、賭場を経営するギークの誘いに乗って、ろくにルールも知らない“ドラゴン・ポーカー”に手を出します。軍資金の金貨2…
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時と神々の物語 ☆☆☆☆

(時と神々の物語 / ロード・ダンセイニ / 河出文庫 2005) 荒俣宏さんが訳した「ペガーナの神々」(ダンセイニが初めて出版した作品)をハヤカワ文庫で読んだのは、大学1年の時(たしか)でした。 “始まりの時”よりも前に“偶然”と“運命”が賽を振って勝ったほうがマアナ=ユウド=スウシャイ(今回の新訳ではマーナ=ユード=スーシャ…
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大魔術師も楽じゃない! ☆☆☆

(大魔術師も楽じゃない! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1998) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第5巻です。 前巻のラストで、スキーヴはポッシルトゥムの宮廷魔術師を退職し、ついでにオゥズとの師弟関係も解消して対等な(?)パートナーとなって、ディーヴァ次元の市場の一画に建てられた屋敷に住んで…
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宮廷魔術師は大忙し! ☆☆☆

(宮廷魔術師は大忙し! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1998) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第4巻です。 今回、師匠のオゥズが甥っ子のルパートに呼ばれて里帰りしてしまったため、スキーヴは独りでポッシルトゥムの宮廷魔術師の仕事をこなさなければならなくなります。そんな折、事もあろうに国王ロド…
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盗品つき魔法旅行! ☆☆☆

(盗品つき魔法旅行! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 2000) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第3巻です。 前巻で、どうにかこうにかクラー次元のポッシルトゥム王国の宮廷魔術師の地位に就いたスキーヴは、今日も師匠の魔物(天冴鬼)オゥズの下で魔法の修業に励んでいますが、お色気が服を着て(しかも服…
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アイスウィンド・サーガ2 水晶宮の崩壊 ☆☆☆☆

(アイスウィンド・サーガ2 水晶宮の崩壊 / R・A・サルヴァトーレ / 富士見文庫 1991) 『アイスウィンド・サーガ』の第2巻です。邦訳では原書の1冊を2分冊にして刊行しているため、実際には第1巻の続き、後半部分ということになります。前半を読んだのが9年前(汗)で、ほぼ内容を忘れ去っていました(なんとか自分が書いた「書庫」の…
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魔道士の魂3 ―ダルトンの策略― ☆☆☆

(魔道士の魂3 ―ダルトンの策略― / テリー・グッドカインド / ハヤカワ文庫FT 2005) 『真実の剣』の第5シリーズの第3巻です。 前半は前巻の続きで、地上に出現した邪悪なチャイムの存在、リチャードを神に選ばれし夫だと信じるバカ・タウ・マナの“霊の女”デュ・シャイユなどをめぐるリチャードとカーランの葛藤が描かれます。…
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冬物語 ☆☆☆☆

(冬物語 / タニス・リー / ハヤカワ文庫FT 1987) 世界設定もテイストも異なりますが、どちらも作者リーの特色がよく出た、中篇2作を収めた作品集です。日本の独自編集ではなく、原書でも、この2篇が収録されているそうです。 「冬物語」:海辺の漁村で若き巫女として祭殿を守っているオアイーヴ(SFC「ロマンシング・サガ2」で…
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オズのオズマ姫 ☆☆☆☆

(オズのオズマ姫 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1975) 『オズ』シリーズの第3作。2大(笑)主役、ドロシーとオズマ姫が初共演します。 故郷のカンザスへ帰ったドロシーは、叔父さん夫婦と幸せに暮らしていましたが、オーストラリアへ船旅をするヘンリー叔父さんに付き添っているとき、嵐に遭って甲板から吹き飛ばされ…
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オズの虹の国 ☆☆☆☆

(オズの虹の国 / ライマン・フランク・ボーム / ハヤカワ文庫NV 1975) 『オズ』シリーズの第2作です。 第1作「オズの魔法使い」が大人気となり、続編を望むファンの強い声に応じて作者ボームが書き下ろしたものですが、シリーズ中で唯一ドロシーが登場せず、もう一人の主役となるオズマ姫が初登場します。 オズの国の北部、ギリ…
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蜃気楼の戦士 ☆☆☆☆

(蜃気楼の戦士 / A・メリット / ハヤカワ文庫SF 1970) メリット作品を読むのは、学生時代に「黄金郷の蛇母神」、「イシュタルの船」以来、数十年(笑)ぶりです。 読んだのはハヤカワ文庫の初版で、末尾の作品紹介リストを見ると、もともとは「蜃気楼に住む人」(原題の直訳)というタイトルで出る予定だったらしいことがわかります。 …
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魔物を狩る少年 ☆☆☆☆☆

(魔物を狩る少年 / クリス・ウッディング / 創元推理文庫 2005) ヴィクトリア時代の英国ロンドンを舞台にした歴史改変ダーク・ファンタジーです。 こちらの世界とは微妙に異なる歴史を持つ19世紀のロンドン――。かつてプロイセンの飛行船部隊から“殲滅戦”と呼ばれる猛烈な空襲を受けたロンドンのテムズ川南岸地帯(旧市街と呼ばれます…
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魔術師の娘 ☆☆☆☆

(魔術師の娘 / デイヴィッド&リー・エディングズ / ハヤカワ文庫FT 2005) 『魔術師ベルガラス』の第2分冊です。 「銀狼の花嫁」のラストで、アルダー神が邪神トラクに強奪された“珠”を取り戻すことに成功して帰還したベルガラスですが、身ごもっていた妻ポレドラがお産の際に死んだと聞かされます。悲嘆にくれたベルガラスは、自殺衝…
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進め、見習い魔術師! ☆☆☆

(進め、見習い魔術師! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1999) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』の第2巻です。 第1巻「お師匠さまは魔物!」で、異次元(並行世界の一つ)から召喚された魔物オゥズの弟子になる羽目に陥った、駆け出し魔術師スキーヴ。現在、ふたりは、前巻で対決して異次元へ追放した魔術師イッシュ…
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ペギー・スーi 魔法の瞳をもつ少女 ☆☆☆☆

(ペギー・スーi 魔法の瞳をもつ少女 / セルジュ・ブリュソロ / 角川文庫 2005) “フランスのスティーヴン・キング”と呼ばれる作者ブリュソロが初めてジュブナイルとして書いたファンタジー、『ペギー・スー』シリーズの第1作です。 14歳の少女ペギー・スー・フェアウェイは、小さいころから普通の人には見えない奇怪な“お化け”…
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お師匠さまは魔物! ☆☆☆

(お師匠さまは魔物! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1997) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第1巻です。 作者アスプリンのユーモア・ミリタリーSF「銀河おさわがせ中隊」シリーズは読んでいますが、この『マジカルランド』のほうが、書かれたのも邦訳されたのも先です。水玉蛍之丞さんの表紙イラストが…
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エルダ 混沌の“市” (上・下) ☆☆☆

(エルダ 混沌の“市” (上・下) / ジュード・フィッシャー / ハヤカワ文庫FT 2005) 作者フィッシャーの初長篇、異世界ファンタジー『愚者の黄金』三部作の第1作です(ただし、2作目以降は邦訳されていません)。解説によると、フィッシャーはもともと筋金入りの『指輪物語』フリークで、同書を出している出版社に入社して『指輪物語』…
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