テーマ:冒険・海外

虚栄の神 ☆☆☆☆

(虚栄の神 / サミュエル・シェラバージャー / 創元推理文庫 1972) 創元推理文庫の帆船マーク(怪奇と冒険ジャンル)で最も厚い(笑)歴史ロマンスです(「あとがき」を含めて752ページ。でも初版で380円(^^;)。 時代は18世紀半ば。主人公リチャード・モランディは、旅回りの楽団で補助ヴァイオリン弾きをしながら、劇作家…
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神と野獣の都 ☆☆☆☆

(神と野獣の都 / イサベル・アジェンデ / 扶桑社ミステリー 2005) ラテンアメリカの女流作家アジェンデが、初めてヤングアダルト向けに書いた冒険ファンタジーです(この作者は、もちろん初読み)。「若い人は関心が移ろいやすいので、展開のテンポを意識して早めた」そうで、さくさく読めますが、同時に必要な内容はじっくりと書き込んである…
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人魚とビスケット ☆☆☆☆

(人魚とビスケット / J・M・スコット / 創元推理文庫 2001) たまたま見かけて購入するまで、まったく知らなかった作家さんで作品ですが、マニアの間で“幻の名作”と言われた作品の新訳・再刊だそうです。創元推理文庫では「ミステリ」に分類されているにも関わらず、先日読んだハヤカワ文庫版「冒険・スパイ小説ハンドブック」では、海洋冒…
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亜宇宙漂流 ☆☆☆☆

(亜宇宙漂流 / トマス・ブロック / 文春文庫 1988) 「超音速漂流」に続く、ブロックの航空パニック小説第2作です(実際には、邦訳されている「超音速漂流」は、大幅に加筆された改訂新版ですが。詳しくは同作の記事をごらんください)。 超音速旅客機スタース・トリークは、通常のジェット・エンジン4基のほかに2基のロケット・エン…
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密林の謎の王国 ☆☆☆☆

(密林の謎の王国 / エドガー・ライス・バローズ / 創元推理文庫 1979) バローズの単発冒険小説です。 アメリカ人の青年医師ゴードン・キングは、アンコールワットに匹敵する古代クメールの遺跡を求めて、カンボジアのジャングルに探検に出かけます。ガイドが止めるのも無視して、単身ジャングルに入り込んだキングは、当然ながら(笑)…
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暗黒大陸の怪異 ☆☆☆

(暗黒大陸の怪異 / ジェームズ・ブリッシュ / 創元推理文庫 1976) ヒューゴー賞受賞作「悪魔の星」、代表作『宇宙都市』シリーズ、『スター・トレック』初期のノヴェライゼーションなどでSF作家として知られるブリッシュですが、こんなハガードやバローズ張りの秘境冒険小説を書いていたのですね。書かれたのは1962年ですが、特筆すべき…
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スカラムーシュ ☆☆☆☆

(スカラムーシュ / ラファエル・サバチニ / 創元推理文庫 1984) フランス革命の混乱期を舞台に、出自不明の青年弁護士アンドレ・ルイ・モローが弁舌と剣を武器に大活躍する冒険小説です。同じ創元推理文庫の帆船マーク、「ゼンダ城の虜」と同じテイストです。 アンドレは、ブルターニュ地方ガブリヤックの領主ケルカディウを教主とし、…
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諜報作戦/D13峰登頂 ☆☆☆

(諜報作戦/D13峰登頂 / アンドルー・ガーヴ / 創元推理文庫 1988) 本来は守備範囲外に近い謀略・冒険小説ですが、創元文庫の帆船マークだったので、ブックオフで見かけて、つい買ってしまいました。作者ガーヴの名前はよく知っていましたが、作品は某アンソロジーで一つ読んだことがあるだけでした。 時は冷戦時代の真っただ中。ド…
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快傑ゾロ ☆☆☆☆

(快傑ゾロ / ジョンストン・マッカレー / 創元推理文庫 1998) 「地下鉄サム」の作者マッカレーの、もう一つの代表作です。ところで、今回初めて、原題が「マーク・オブ・ゾロ(The Mark of Zorro)」だと知りました。ずっと「マスク・オブ・ゾロ(The Mask of Zorro)」だと思っていたのですが、それは19…
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ゼンダ城の虜 ☆☆☆☆

(ゼンダ城の虜 / アンソニー・ホープ / 創元推理文庫 2000) 19世紀ヨーロッパの架空の小国ルリタニア王国を舞台にした、恋あり、陰謀あり、決闘ありの波乱万丈の冒険小説です。本作に影響を受けた田中芳樹さんが、ルリタニア・テーマなる冒険小説のサブジャンルを提唱し、「アップフェルラント物語」(未読。そのうち登場)を書いたそうです…
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ジョーズ ☆☆☆☆

(ジョーズ / ピーター・ベンチリー / ハヤカワ文庫NV 1992) スピルバーグの出世作「ジョーズ」の原作小説です。映画は公開時に映画館で観ましたが、まったく無駄のないテンポのいい展開で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 映画とほぼ同じストーリーですが(というか、映画のほうが、原作のストーリーをほぼ忠実になぞって作ら…
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風雲のメキシコ ☆☆☆☆

(風雲のメキシコ / エドガー・ライス・バローズ / 創元推理文庫 1980) 『マッカー・シリーズ』二部作の第2作です。前作「南海の秘境」のネタバレがありますので、ご注意ください。 「南海の秘境」のラストで、愛するバーバラと彼女の父親を逃がすため、野蛮人たちに単身立ち向かって倒されたビリー・バーンですが、なんとか命を取り留…
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南海の秘境 ☆☆☆☆

(南海の秘境 / エドガー・ライス・バローズ / 創元推理文庫 1980) バローズの本格冒険小説『マッカー・シリーズ』二部作の第1作。「マッカー(mucker)」とは俗語で「ならず者」という意味だそうです(普通の辞書には載っていません)。 主人公ビリー・バーン(いかにも不良っぽい名前ですね(^^;)は、シカゴの貧民街で育っ…
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砂漠のプリンス ☆☆☆

(砂漠のプリンス / エドガー・ライス・バローズ / 創元推理文庫 1980) バローズには、『火星』、『金星』、『ペルシダー』、『ターザン』という4大シリーズがありますが、それ以外にも短いシリーズや単発の冒険小説、SFを数多く書いています。一時期(1980年前後)、そういった作品が創元文庫から立て続けに出ていましたが、すぐに絶版…
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フェイス!(上・下) ☆☆☆☆☆

(フェイス! 上・下 / マックス・マーロウ / 創元ノヴェルズ 1994) 作者のデビュー長篇です。順序は逆になりましたが、これで邦訳されているマーロウの作品は(「レッド・デス」、「メルトダウン」、「大洪水」)すべて読了したことになります。既読作品のタイトルからお分かりのように、マーロウ作品はすべて天変地異・自然災害をテーマとし…
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必死の逃亡者 ☆☆

(必死の逃亡者 / ジュール・ヴェルヌ / 創元推理文庫 1991) ヴェルヌ中期の、中国を舞台にした冒険小説。 上海の大富豪、金馥(キンフー)青年は、あまりに恵まれ過ぎた半生を過ごしてきたために、「生きているのは、特に楽しくも幸せでもない」と感じていました。友人たちとごちそうを食べ、美酒を酌み交わしても大きな感興は湧かず、…
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動く人工島 ☆☆

(動く人工島 / ジュール・ヴェルヌ / 創元推理文庫 1991) ヴェルヌ晩年の海洋冒険SFです。 アメリカ大陸を演奏旅行していたフランスの弦楽四重奏団4人(ヴァイオリン奏者のイヴァルネとフラコラン、ヴィオラ奏者の“殿下”ことパンシナ、リーダーのチェロ奏者セバスチャン)は、サンディエゴに向かう途中、事故で立ち往生してしまい、途…
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紅はこべ ☆☆☆☆☆

(紅はこべ / バロネス・オルツィ / 創元推理文庫 1983) ミステリの世界では『隅の老人』シリーズで知られるオルツィ男爵夫人の、もうひとつの代表作です。最近では新訳が「スカーレット・ピンパーネル」(原題そのもの)のタイトルで集英社文庫から出ていますね。 18世紀末、フランス革命のさなか、パリでは共和制の名の下に貴族たち…
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黒いチューリップ ☆☆☆☆

(黒いチューリップ / アレクサンドル・デュマ / 創元推理文庫 1978) 17世紀後半の、オランダ戦争の史実を背景とした、デュマの歴史ロマンスです。 よく考えてみると、正面きってデュマの歴史小説を読むのは、これが初めてのように思います。「モンテ・クリスト伯」も「三銃士」も、映画等でストーリーは知っていても、原作を読み込んでは…
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クレムリンの枢機卿(上・下) ☆☆☆☆

(クレムリンの枢機卿 上・下 / トム・クランシー / 文春文庫 1990) クランシーの長篇第4作。ジャック・ライアンものとしては3作目です。ジャック・ライアンものは基本的に発表順に読んでいるのですが、本作だけ抜けてしまっていました。これを読んで、ようやく“ミッシング・リンク”がつながった(笑)気がします。 「愛国者のゲー…
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アドリア海の復讐(上・下) ☆☆☆☆

(アドリア海の復讐 上・下 / ジュール・ヴェルヌ / 集英社文庫 1993) ヴェルヌ後期の冒険小説。かの「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」へのオマージュであり、作者アレクサンドル・デュマに捧げられています。超イヤなやつら(笑)に対する胸のすくような復讐劇で、「モンテ・クリスト伯」だけでなく、「忠臣蔵」が好きな人も、きっと気に入る…
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オクス博士の幻想 ☆☆☆

(オクス博士の幻想 / ジュール・ヴェルヌ / 創元推理文庫 1991) ヴェルヌ作品の様々な側面を示す中短篇3つを収録した作品集です。「集団洗脳」(少し違いますが)テーマのマッドサイエンティストSFとも言うべき「オクス博士の幻想」、科学技術のために悪魔に魂を売り渡してしまう時計職人を描く怪奇譚「ザカリウス親方」、エンデュアランス…
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黄金の守護精霊 ☆☆☆☆☆

(黄金の守護精霊 / H・R・ハガード / 創元推理文庫 1976) 英国伝統の秘境冒険小説。作者ハガード(ちなみにハガードは“サー”と呼ばれるように爵位を持っていますが、それは文筆活動ではなく農政研究の功績によるものだそうです)は、「ソロモン王の洞窟」や「洞窟の女王」(どちらも創元推理文庫)で知られていますが、数十年ぶりに読んだ…
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世界の支配者 ☆☆

(世界の支配者 / ジュール・ヴェルヌ / 集英社文庫 1994) 1904年、ヴェルヌの死の半年前に書かれた、最晩年の作品です。 アメリカ東部、アパラチア山脈のグレート・エアリー山周辺で、怪しい出来事が頻発していました。険しい人跡未踏の岩山ですが、すさまじい地鳴りが聞えたり、山頂から夜空に怪光が放射されたり、蒸気を吹き上げ…
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ターザン ☆☆☆☆☆

(ターザン / エドガー・ライス・バローズ / 創元SF文庫 1999) バローズのもうひとつの有名シリーズ『ターザン』の第1作です。バローズの長篇の第3作でもあるそうなので、ごく初期の作品ですね(長篇第1作は、言わずと知れた「火星のプリンセス」)。ハヤカワ文庫から出ている「類人猿ターザン」と同じ話です(原題からすると、ハヤカワ版…
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魔界伝説 ☆☆☆☆

(魔界伝説 / ルイス・ラムーア / 二見文庫 1994) 二見文庫の「ミステリ・コレクション」は、渋めの「刑事コロンボ」からポリティカル・フィクション、冒険アクションまでラインアップを揃えていますが、時たま、ホラー色の濃い作品が混じっていたりしますので、侮れません。本書も伝奇的ホラー小説と思って買ったのですが、どちらかといえばホ…
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征服者ロビュール ☆☆

(征服者ロビュール / ジュール・ヴェルヌ / 集英社文庫 1993) 原書が書かれたのは1886年で、ヴェルヌの中期から晩期への移行期の作品です。 世界各地の空を、正体不明の飛行物体が飛び回っていました。空中からファンファーレが聞えたり、世界中の塔や建物のてっぺんに奇妙なデザインの旗が括りつけられるという事件が続発し、天文台や…
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二年間のバカンス ☆☆☆☆☆

(二年間のバカンス / ジュール・ヴェルヌ / 集英社文庫 1993) もっとよく知られたタイトルは「十五少年漂流記」。「二年間のバカンス」は原題です。 小学校3年生になって、学校図書館が利用できるようになったとき(なぜか、うちの小学校では1・2年生は図書室を利用できませんでした)、初めて借りた本が、ジュブナイル版の「十五少年漂…
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地底迷宮(上・下) ☆☆☆☆

(地底迷宮 上・下 / マーク・サリヴァン / 新潮文庫 2004) 洞窟は、大好きです。基本的に太陽光線よりも薄暗がりの方が好きなので(笑)、そこだけに棲む奇妙な生き物とか、地底湖とか、鍾乳石とかも。 ただ、本当に洞窟に潜ったりする勇気も体力もないので、テレビで洞窟探検のドキュメンタリーを見たり、ダンジョンRPGのマッピングに…
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超音速漂流(改訂新版) ☆☆☆☆

(超音速漂流(改訂新版) / ネルソン・デミル&トマス・ブロック / 文春文庫 2001) トマス・ブロックは本業の航空パイロットの傍ら、知識と経験を生かした航空サスペンス小説を書いています。ネルソン・デミルは、長大なポリティカル・サスペンスのベストセラーを量産しています(だから1冊も読んだことがありませんでした)。このふたり、実…
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