世界の奇跡 ☆☆ (世界の奇跡 / 庄司 浅水 / 現代教養文庫 1987) 現代教養文庫版『奇談』シリーズの1冊。読んだのは37刷ですから、1964年の発売以来、ずいぶんと売れていたわけですね。 今回のテーマは、タイトルからおわかりのように「奇跡」です。同じテーマを扱っていても、デニケンの「奇蹟」が、かなりマニアックだったのに対し、聖書に出てく… トラックバック:0 コメント:0 2015年06月23日 続きを読むread more
霊と呪い ☆☆ (霊と呪い / 黒沼 健 / 新潮文庫 1974) 「失われた古代大陸」、「七人の予言者」に続く、黒沼さんの新潮文庫版怪奇ノンフィクション第3弾。 タイトルは「霊と呪い」ですが、この二つのテーマを中心に、幅広く怪奇実話(?)を集めて、8つのテーマに分けて紹介しています。簡単に記しておきましょう。子どもの頃、読んでは夜トイレに… トラックバック:0 コメント:0 2015年06月08日 続きを読むread more
七人の予言者 ☆☆ (七人の予言者 / 黒沼 健 / 新潮文庫 1974) 『グイン・サーガ外伝』の第1巻――ではありません(タイトルは似てるけど(^^;)。 昭和の子供たち(大人も?)が胸をどきどきさせながら読んでは、夜にトイレに行けなくなった(笑)世界中の怪奇実話を集めた黒沼健さんのノンフィクションの新潮文庫版、「失われた古代大陸」に続く第2弾… トラックバック:0 コメント:0 2014年12月21日 続きを読むread more
失われた古代大陸 ☆☆ (失われた古代大陸 / 黒沼 健 / 新潮文庫 1978) 以前の記事でも書いたことがありますが、黒沼健さんのジュブナイル怪奇実話(?)「怪奇と謎の世界」は、子供時代に読んでもっともインパクトの強かった本のひとつでした。庄司浅水さんと同様、外国の文献(もちろん、怪しげな内容のものではありますが)をきちんと読んで、しっかりと元ネタを… トラックバック:0 コメント:0 2013年07月30日 続きを読むread more
謎の神代文字 ☆ (謎の神代文字 / 佐治 芳彦 / 徳間文庫 1997) 同じ著者による「謎の竹内文書」の続篇です。タイトルの「神代文字」を扱っているのは後半の2章だけですが、要するに、正統派アカデミズムからは偽書として無視されている、「竹内文書」をはじめとする、いわゆる「古史・古伝」に顔を出す「神代文字」の歴史的正当性を訴えることで、「古史・古… トラックバック:0 コメント:0 2010年10月11日 続きを読むread more
悪魔学大全2 ☆☆ (悪魔学大全2 / 酒井 潔 / 学研M文庫 2003) 先日、紹介した「悪魔学大全1」の続編というか、片割れです。昭和6年(1931年)に刊行された「降霊魔術」の復刻で、それ以外に著者が発行していた個人雑誌「談奇」に掲載された論稿・エッセイが4篇収められています。「愛の魔術」の復刻だった「悪魔学大全1」に比べると、こちらの方がタ… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月26日 続きを読むread more
悪魔学大全1 ☆☆ (悪魔学大全1 / 酒井 潔 / 学研M文庫 2003) 戦前の昭和3年(1929年)に出版された「愛の魔術」という本の復刻版です。内容的にも、花言葉やら恋の呪法やら恋愛に関する夢占いやら、性愛の護符やら美容法やら、というものが多く、「悪魔学」と呼べるものは黒ミサやら淫魔やら魔女狩りやらが出てくる第6部のみです。タイトルから、いわ… トラックバック:0 コメント:0 2008年09月27日 続きを読むread more
ダビデの紋章 ☆☆ (ダビデの紋章 / 山根 靖広 / ぶんりき文庫 2001) 「ぶんりき文庫」という文庫は初めて読みます。非常にマイナーな文庫で、新刊書店では八重洲ブックセンターでしか見かけたことがなく、作者にも知っている名前はありませんでした。ちょっと調べてみたところ、一般から原稿を募集して、これはというものを文庫の形で出版しているらしいです。… トラックバック:0 コメント:0 2007年01月09日 続きを読むread more
ヨーロッパ ホラー&ファンタジー・ガイド ☆☆☆ (ヨーロッパホラー&ファンタジー・ガイド / 荒俣 宏 / 講談社+α文庫 2002) よく考えてみたら、この本、10年前に単行本で読んでいました(汗)。その時のタイトルは「ヨーロッパ ホラー紀行ガイド」で、微妙に違っていました。むうう、出版社の策略に騙されたあ!(^^; 気を取り直して・・・。 本書は、おなじみの荒俣宏さんが… トラックバック:1 コメント:0 2006年07月05日 続きを読むread more