テーマ:ノンフィクション・日本

親分お眠り ☆☆☆

(親分お眠り / 牧 逸馬 / 現代教養文庫 1975) 現代教養文庫版・牧逸馬の「世界怪奇実話」全4巻の第4巻です。これで、高校時代に第3巻「街を陰る死翼」を読んで以来、第1巻「浴槽の花嫁」、第2巻「血の三角形」と合わせて、コンプリートしたことになります。現在では、約半数が収録された傑作集が光文社文庫から出ていますので、そちらが…
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世界の秘話 ☆☆

(世界の秘話 / 庄司 浅水 / 現代教養文庫 1972) 現代教養文庫版『奇談シリーズ』の1冊です。 姉妹篇「海の奇談」に通じる海洋奇談が4篇、歴史的事実から都市伝説まで多彩なテーマが4篇、そして全体の3分の1を占める「リンカーン暗殺事件」の、合計9篇が収録されています。 「アメリカ版 港口閉鎖決死隊」:19世紀末の米西…
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逆説の日本史9 戦国野望編 ☆☆☆☆

(逆説の日本史9 戦国野望編 / 井沢 元彦 / 小学館文庫 2005) 『逆説の日本史』シリーズの第9巻です。前巻「中世混沌編」を読んでから6年半が経ってしまいました(^^; いよいよ、テーマは現代の日本人が最も関心を持ち、小説や映画、ドラマで扱われることが多い「戦国時代」に入ります。が、その前に2つの小テーマ――「琉球王朝」…
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血の三角形 ☆☆☆

(血の三角形 / 牧 逸馬 / 現代教養文庫 1975) 現代教養文庫版『世界怪奇実話』全4巻の第2巻です。これで、残るは第4巻「親分お眠り」だけとなりました。そのうち(たぶん来年くらい?)登場。 本シリーズについては、新版の傑作選である「牧逸馬の世界怪奇実話」(島田荘司さんの解説付き)の記事をご参照ください。 本書には、…
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ビジネス裏極意 商神の教え ☆☆☆

(ビジネス裏極意 商神の教え / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1997) 集英社文庫版『荒俣宏コレクション』の1冊。 ディレッタント的な内容に偏ることが多い荒俣さんの著作には珍しく、実業であるビジネスの分野に役立つ内容や金言が並んでいます。それもそのはず、伝統ある日本的経営や日本の商人の神髄を紹介し、MBAなどの西洋合理精神を基盤…
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ミステリー食事学 ☆☆☆☆

(ミステリー食事学 / 日影 丈吉 / 現代教養文庫 1982) 日影丈吉さんといえば、デビュー作「かむなぎうた」に代表される幻想的ミステリから、『ハイカラ右京』シリーズなど、個性的な作風と寡作という点でもユニークですが、さらにフランス文学に造詣(ルルーやシムノン、ボワロ&ナルスジャック作品の翻訳もしています)が深いばかりかフラン…
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山師カリオストロの大冒険 ☆☆☆

(山師カリオストロの大冒険 / 種村 季弘 / 中公文庫 1985) いかにも小説風のタイトルですが、実際はまじめな歴史ノンフィクションです。先日、似たような種村さんの著書「詐欺師の楽園」を読んでいますが、あちらはヨーロッパの歴史を彩った奇人や犯罪者を何人も紹介しているカタログ風の読みものでした。それに対して、こちらは同じように異…
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詐欺師の楽園 ☆☆☆

(詐欺師の楽園 / 種村 季弘 / 河出文庫 1990) 同じ著者による「ぺてん師列伝」(未読)の姉妹編。ヨーロッパの歴史を彩った著名な(悪名高い?)詐欺師たちが引き起こした事件を描いたノンフィクションです。この分野では、「詐欺とペテンの大百科」という名著が出ていますが、これは有名な詐欺師の事績から、プラクティカルな詐欺の手口まで…
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裸体の森へ 感情のイコノグラフィー ☆☆

(裸体の森へ 感情のイコノグラフィー / 伊藤 俊治 / ちくま文庫 1988) 1980年代半ば、「20世紀の裸体」をテーマとして、写真雑誌やアート雑誌などに掲載されたエッセイをまとめたものだそうです。基本は「芸術論」「作家論」で、そこに「風俗論」や「文化論」を加味したアカデミックな内容ですから、先日の「乳房論」と同じく、実用(…
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妖怪草紙 ☆☆☆

(妖怪草紙 / 荒俣 宏&小松 和彦 / 学研M文庫 2001) 文化人類学者で民俗学の視点から妖怪や呪(まじな)いの研究を続けるアカデミズム代表の小松和彦さんと、アマチュアの立場から妖怪学の研究を続けてきたディレッタントの泰斗・荒俣宏さんが、日本の歴史の裏面にうごめくあやかしや妖怪に関して、薀蓄の限りを傾ける対談集です。 …
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図像学入門 ☆☆☆

(図像学入門 / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1998) 集英社文庫版『荒俣宏コレクション』の1冊。単行本として書き下ろされたものではなく、「図像」をテーマに様々な雑誌(それも一般紙というより、マニアックな専門誌)に掲載された記事を集めたもので、「入門」というタイトルは、いささかそぐわないような内容です。どちらかと言えば、小学館文庫…
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アラマタ図像館6 花蝶 ☆☆☆☆

(アラマタ図像館6 花蝶 / 荒俣 宏 / 小学館文庫 1999) 荒俣宏さんが、秘蔵の貴重な画集や資料を駆使して、様々なジャンルの色鮮やかな図像を紹介するとともに、図像学の薀蓄を傾けてくれる『アラマタ図像館』のシリーズ第6巻(最終巻)です。「怪物」、「解剖」、「海底」、「庭園」、「エジプト」と続いてきましたが、今回のテーマは「花…
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ロンドンの恐怖 ☆☆☆☆

(ロンドンの恐怖 / 仁賀 克雄 / ハヤカワ文庫NF 1995) 副題が「切り裂きジャックとその時代」となっているように、19世紀末のヴィクトリア時代の歴史・社会・風俗を背景に、「切り裂きジャック」について広範に論考を加えたノンフィクションの力作です。著者の仁賀さんはミステリや怪奇幻想小説の翻訳家としても知られ(かの野田昌宏さん…
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秘められた世界史 ☆☆

(秘められた世界史 / 庄司 浅水 / 現代教養文庫 1991) 現代教養文庫版『奇談シリーズ』の1冊。かなり末期のものです(なにせ、あとがきを書いている庄司さんは、86歳だと語っています(^^;)。ただ、収められた各エピソードは、半世紀前に出した単行本に収録されていて、その後、文庫版の「世界の奇談」などから漏れていたものをまとめ…
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トンデモ本 女の世界(上・下) ☆☆☆

(トンデモ本 女の世界 上・下 / と学会 / 扶桑社文庫 2004) 「愛のトンデモ本」に続いて、と学会がテーマを絞り込んだ「トンデモ本」シリーズです(文庫化する前の単行本の発行は、こちらの方が4年ほど早かったようですが)。 「女の世界」というタイトルが付いていたので、「女性著者による、女性読者のための、女性特有のテーマを扱っ…
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愛のトンデモ本(上・下) ☆☆☆

(愛のトンデモ本 上・下 / と学会 / 扶桑社文庫 2004) と学会による初期の著書(「トンデモ本の世界」や「トンデモ本の逆襲」)は、UFOやら超能力やらのオカルト本へのツッコミが中心でしたが、研究(?)が深まるにつれ、対象となるジャンルも多岐にわたってきました(^^; そこで出されたのが「恋愛や愛情」をテーマとした、この「…
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異都発掘 ☆☆☆

(異都発掘 / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1988) 集英社文庫版『荒俣宏コレクション』の、これは第1巻になるのでしょうか(まだ、シリーズ名が付いていません(^^;)。 副題が「新東京物語」となっていますが、PART-1は1980年代後半(まさに昭和末期ですな)月刊PLAYBOY誌上で連載された“消えゆく東京を象徴するオブジェ・…
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異国漂流物語 ☆☆☆

(異国漂流物語 / 荒川 秀俊 / 現代教養文庫 1995) 今は絶版になっている現代教養文庫の「リバイバル・コレクション」(90年代の復刊フェアの一種)の1冊で、初版は1969年でした。 著者の荒川さんは気象学者ですが、気象が人間生活に与える影響を研究する中で、「漂流」や「漂着」に関心を持ち、上代から近世まで文献記録を渉猟し、…
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風水先生 地相占術の驚異 ☆☆☆

(風水先生 地相占術の驚異 / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1994) 集英社文庫版『荒俣宏コレクション』の1冊。1993年に週刊プレイボーイ誌に連載された「ニッポン風水漫遊記」を中心に、風水についてまとめた入門書です。とはいえ、個人の家や生活などに応用する“スモールスケール”風水にはほとんど触れず、国や都市作りに大きな影響を与えて…
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風水先生レイラインを行く ☆☆☆

(風水先生レイラインを行く / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1997) 『荒俣宏コレクション』の中の1冊。風水先生こと荒俣宏さんが、ヨーロッパ(特にイギリス)のレイラインにまつわる土地を実際に訪問し、お得意の風水で言う「竜脈」にからめて分析する他、レイラインに関連する古代の聖地の謎を紹介してくれます。 「レイライン」とは、古代の塚…
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発明超人ニコラ・テスラ ☆☆☆☆

(発明超人ニコラ・テスラ / 新戸 雅章 / ちくま文庫 1997) 発明家ニコラ・テスラの名前は、テスラ・コイルの名前や磁気の強さを表す単位(テスラ)など、なんとなく知っているレベルでしたが、はっきりと意識したのは、ご多分に漏れず、90年代の某カルト教団にからんだオカルトめいた記事の中ででした。 本書は、そのような神秘的な伝説…
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逆説の日本史8 中世混沌編 ☆☆☆☆☆

(逆説の日本史8 中世混沌編 / 井沢 元彦 / 小学館文庫 2004) 『逆説の日本史』シリーズの第8巻。前巻「中世王権編」に引き続き、室町時代が扱われます。応仁の乱、山城国一揆と加賀の一向一揆、室町時代が生み出した日本独特の文化の数々――といったテーマが、井沢さんならではの斬新な視点で解説されていきます。 前巻のときも書きま…
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南方に死す ☆☆☆

(南方に死す / 荒俣 宏 / 集英社文庫 1994) 集英社文庫版『荒俣宏コレクション』の1冊。タイトルからわかるように、いわゆる「南洋の島々」に関する探検史や博物誌、西洋人や日本人が南洋諸島に対して抱いた幻想、そして荒俣さん自身が現地を実際に訪れた紀行文・エッセイなど、26篇が収められています。90年代前半を中心に、様々な雑誌…
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アラマタ図像館5 エジプト ☆☆☆

(アラマタ図像館5 エジプト / 荒俣 宏 / 小学館文庫 1999) 荒俣宏さんが、リーズナブルな価格で(笑)秘蔵の図像を公開してくださる『アラマタ図像館』の第5巻。テーマは「エジプト」です。 ピラミッドやスフィンクスに代表される古代エジプトは、西洋では考古学者の関心の的となっており、「エジプト学」という学問ジャンルまであるほ…
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女のエピソード ☆☆

(女のエピソード / 澁澤 龍彦 / 河出文庫 1992) 河出文庫版『澁澤龍彦コレクション』の第20巻。これは、元々は化粧品会社「資生堂」のPR誌「花椿」に、1970年から71年にかけて連載されていたものだそうです。当時、うちの母親が「花椿」を取っていたので、身近にはあったはずですが、中身を読んだりはしていませんでした。子供だっ…
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想像力の地球旅行 ☆☆☆☆

(想像力の地球旅行 / 荒俣 宏 / 角川ソフィア文庫 2004) 17世紀から19世紀にかけての博物学の歴史を、主役たる数々の博物学者とその著作にスポットを当てて解説したもの。荒俣さんがもっとも得意な分野ですが、副題が「荒俣宏の博物学入門」となっているように、博物学の初心者にも、その素晴らしさがわかりやすく伝わるようになっていま…
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世界の七不思議 ☆☆

(世界の七不思議 / 庄司 浅水 / 現代教養文庫 1984) 庄司さんの『奇談シリーズ』のひとつ。古来から言われている“世界の七不思議”について、4種類の“世界の七不思議”を紹介しています。 最初の、最も古い七不思議は、古代ビザンチウムのフィロ(フィロン)が選んだとされるもので、いちばん有名なものです(子供の頃に、やはり庄…
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トンデモノストラダムス本の世界 ☆☆

(トンデモノストラダムス本の世界 / 山本 弘 / 宝島社文庫 1999) 「恐怖の大王が降ってくる」と言われた「1999年7の月」から、ちょうど10年ですね。次の地球壊滅は2012年12月だということですが(それにしちゃ、欧米に比べてあまり本が出ていないような・・・)、実際、その説のもとになっているマヤ文明の暦にしろ北米先住民の…
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アラマタ図像館4 庭園 ☆☆☆

(アラマタ図像館4 庭園 / 荒俣 宏 / 小学館文庫 1999) 古今東西のクラシカルでグロテスクでマニアックで美しい様々な図像を、テーマ別にコレクションして公開してくれる『アラマタ図像館』の第4巻です。テーマは「庭園」――もっと端的に言えば、「植物画」です。じゃあ、庭園にいる生き物の立場は?と疑問に思ったかたもご安心を。第6巻…
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中欧怪奇紀行 ☆☆☆

(中欧怪奇紀行 / 田中 芳樹&赤城 毅 / 講談社文庫 2003) 現代の洋風伝奇小説の双璧と言える作家ふたりが、対談形式で中欧ヨーロッパの怪奇幻想スポットや縁の怪物について薀蓄を傾けます。赤城さんは元々ドイツ史の専門家ですし、田中さんは中欧を舞台にした作品をいろいろ書いていますね。それぞれ書き下ろしの短篇もひとつずつ収められて…
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