テーマ:SF・海外

魔女も恋をする ☆☆☆☆

(魔女も恋をする / 風見 潤:編 / 集英社文庫コバルトシリーズ 1980) 昭和の後期、まだ「ラノベ」などという呼称が存在せず、少年少女向けの小説が「ジュニア小説」と呼ばれていた時代、代表的な文庫として集英社コバルトシリーズというレーベルがありました(一般向けの「集英社文庫」が発刊される前です。現在も「集英社コバルト文庫」とし…
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惑星チョルト奪還作戦 ☆☆☆

(惑星チョルト奪還作戦 / トーマス・ツィーグラー&クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第616巻です。いかにもスぺース・オペラらしいワクワクするようなタイトルですが、この「惑星XX○○作戦」というのは、意外にも本シリーズでは“ポスビ・サイクル”初期の「惑星サオス包囲作戦」(第58巻の…
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宿命の始動 ☆☆☆☆

(宿命の始動 / マーガレット・ワイス / 富士見文庫 1996) スペースオペラ『ディオン・スターファイア』の第5巻です。ラス前(笑)となり、クライマックスへ向けて、事態は緊迫感を増していきます。シリーズの舞台設定や時代背景、登場人物につきましては、第1巻「反逆の天使」の記事をご覧ください。 前巻、闇の傀儡師アブデルのくび…
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不老不死の世界 ☆☆

(不老不死の世界 / ジェフリー・ロード / 創元推理文庫 1984) 『リチャード・ブレイド・シリーズ』の第10巻です。9巻を読んでから7年近く経っていますが、ストーリーは独立していますので、無問題です。 前回のX次元での冒険から期間して以来、ブレイドの身体に深刻な(笑)異変が起きていました。つまり、平たく言えば、こちらの…
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啓示空間 ☆☆☆☆☆

(啓示空間 / アリステア・レナルズ / ハヤカワ文庫SF 2005) 作者の第1長篇で、文庫1冊で1000ページを超える大作です。レナルズ作品は、これまで「90年代SF傑作選」の上巻に収録された「エウロパのスパイ」を読んでいますが、そのサイバーな世界観やハードボイルドなタッチが、ボリュームに合わせるかのように本作では幾何級数的に…
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プシオン・ルーレット ☆☆☆

(プシオン・ルーレット / エルンスト・ヴルチェク&トーマス・ツィーグラー / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第615巻です。前半は前巻の直接の続きで、深淵にまつわる重要な事実が明かされ、後半は612巻の続きで、風雲急を告げる銀河系に舞台が移ります。 「プシオン・ルーレット」(エルンスト・ヴル…
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SF戦争10のスタイル ☆☆☆☆

(SF戦争10のスタイル / ジョー・ホールドマン:編 / 講談社文庫 1979) 昭和50年代、初期の講談社文庫から、海外ミステリやSFのアンソロジーが、かなり刊行されていました。当時は、創元とハヤカワで手一杯(笑)でしたので、横目で見るだけで(←意識はしていたらしい)ほとんど手を出していませんでした。その後、古書店などで見かけ…
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玩具職人クリオ ☆☆☆

(玩具職人クリオ / アルント・エルマー&H・G・フランシス / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第614巻です。前巻の続きで、深淵でグレイ作用に対抗するアトランらの行動が描かれます。 「領主ムータンの反撃」(アルント・エルマー):前巻のラストで、領主ムータンを退け、シャツェンの地下のヴァイタル…
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スラデック言語遊戯短編集 ☆☆

(スラデック言語遊戯短編集 / ジョン・スラデック / サンリオSF文庫 1985) スラデックの作品は、過去に「見えないグリーン」を読んでいますが、これは"一筋縄ではいかない曲者"という前評判と違って、意外にもバークリーの「毒入りチョコレート事件」を思わせる本格謎解きミステリでした。しかし、本書は作者の本領発揮とも言うべき“一筋…
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シャツェンの博物館 ☆☆☆☆

(シャツェンの博物館 / クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第613巻です。第610巻前半のエピソード「つむじ風ミュータント」の続きで、深淵でのアトラン、サリクらの苦闘が描かれ、マールが2話続けて書いています。 「ホルトの聖櫃」:「つむじ風ミュータント」で、グレイ領主ムータンの…
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ジャーレンの秘宝 ☆☆☆

(ジャーレンの秘宝 / グレゴリイ・カーン / ハヤカワ文庫SF 1979) 邦訳版『キャプテン・ケネディ・シリーズ』の第5巻(最終巻)です。 本シリーズの世界設定や登場キャラクター、作者の正体などについては、第1巻「異次元の陥穽」の記事をご覧ください。 辺境の惑星ジャーレンは、占星術や内臓占いの結果や、吉凶入り混じった様…
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フロストルービンふたたび ☆☆☆

(フロストルービンふたたび / デトレフ・G・ヴィンター&トーマス・ツィーグラー / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第612巻です。前巻のラストで、ローダンはタウレクと、ローランドレのナコールはヴィシュナと、それぞれ自分にしかできない使命を果たすために、“バジス”から姿を消します。本巻では、それら二…
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オクストーン人と提督 ☆☆☆☆

(オクストーン人と提督 / H・G・エーヴェルス&アルント・エルマー / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第611巻です。前巻後半のエピソードの続きが描かれ、二百の太陽の星をめぐる戦いに決着がつきます。 「オクストーン人と提督」(H・G・エーヴェルス):エレメントの十戒の基地の一つ、増強基地では…
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ソフトウェア ☆☆☆

(ソフトウェア / ルーディ・ラッカー / ハヤカワ文庫SF 1992) ラッカーの第3長篇で、第1回フィリップ・K・ディック記念賞を受賞した、事実上の出世作です。 20世紀、ロボットはアシモフの「ロボット工学の三原則」に基づいて設計・運用されていました。しかし、科学者のコッブ・アンダスンは、ロボット(バッパーと呼ばれます)…
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“つむじ風”ミュータント ☆☆☆

(“つむじ風”ミュータント / H・G・フランシス&H・G・エーヴェルス / ハヤカワ文庫SF 2020) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第610巻です。前半は前巻の続きで深淵のグレイ領土が舞台ですが、後半は第607巻の続きで、眠れる宇宙巨人の意識世界に建設されたエレメントの十戒の作戦基地に舞台が移ります。 「“つむじ風”…
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ヴェガ暗黒時代 ☆☆☆☆

(ヴェガ暗黒時代 / ミシェル・シュテルン / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ローダンNEO』の第3シリーズの第2巻です。 前巻で、不治の癌を宣告されたクレストは、最後の望みをかけて、不死に繋がっているかもしれない大西洋の海底基地に設置されていた転送機の使用し、超能力者タチアナ、トプシダーの賢者トルケル=ホンと共に姿を消してし…
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ハルト人ソクラテス ☆☆☆

(ハルト人ソクラテス / ペター・テリド&H・G・フランシス / ハヤカワ文庫SF 2020) ペリー・ローダン・シリーズの第609巻です。前巻に引き続き、深淵でのアトランとサリク、レトス=テラクドシャンの行動が描かれます。 「グレイの国での冒険」(ペーター・テリド):なんかベタなタイトルですが、原題そのまま(笑)。スタルセ…
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深淵の騎士たち ☆☆☆

(深淵の騎士たち / エルンスト・ヴルチェク / ハヤカワ文庫SF 2020) ペリー・ローダン・シリーズの第608巻です。605巻前半のエピソード「グレイの領主」以来、深淵が舞台となり、アトランとジェン・サリクの苦闘が描かれます。 「鋼の支配者の呼びかけ」:「グレイの領主」で、スタルセンをはじめ深淵全体を蝕みつつあるグレイ…
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ゴルの襲撃者 ☆☆☆

(ゴルの襲撃者 / ジョン・ノーマン / 創元推理文庫 1988) 『反地球シリーズ』の第6巻です。本国では、昨年、35巻(!)が出ているようですが、日本語版は本巻で打ち止めとなっています。 タール・キャボットは、神官王の命により、悪名高いカル港第一の奴隷商人サモスに会うため、カル港につながるヴォスク川の三角州地帯を小舟で横…
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タイム・トラップ ☆☆

(タイム・トラップ / ラリー・マドック / 創元推理文庫 1976) 時間テーマの謀略SF『TERRAの工作員』シリーズの第4巻(最終巻)です。 前作「エメラルドの象」で、敵対組織エンパイアの首領マリクから手ひどい拷問を受けたハンニバル・フォーチュンと現地常駐工作員だったルイーズは、なんとか生還します。肉体と精神に負った傷を癒…
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恐ろしい玩具 ☆☆☆☆

(恐ろしい玩具 / E・S・ガードナー / ハヤカワ・ミステリ文庫 1983) 『ペリー・メイスン・シリーズ』の58作目の長篇です。 サンフランシスコに住むノーダ・アリスンは資産家の御曹司マーヴィンと婚約しますが、やがてマーヴィンが典型的なDV男だと気付きます。マーヴィンは過去にロレインという女性と結婚して、ロバートという一…
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テラニア執政官 ☆☆☆☆

(テラニア執政官 / フランク・ボルシュ / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ローダンNEO』の第3シリーズの第1巻です。 前巻のラストで、様々な人々の協力を受け、ヴェガ星系でフェロン人とトプシダーの和平に成功したローダンですが、休む暇もなく地球へ帰還しなければなりません。テラニアでは、初代執政官を選出する総会の開催が迫っていた…
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フェンリス・デストロイヤー ☆☆☆

(フェンリス・デストロイヤー / ブライアン・M・ステイブルフォード / サンリオSF文庫 1982) 『宇宙飛行士グレンジャーの冒険』の第5巻です。 登場人物の関係や舞台となる宇宙の背景情報につきましては、過去の4作の記事(「ハルシオン・ローレライ」、「ラプソディ・イン・ブラック」、「プロミスト・ランド」、「パラダイス・ゲーム…
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アストラル漁師 ☆☆☆☆

(アストラル漁師 / H・G・エーヴェルス / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第607巻です。 第597巻の直接の続きで、エーヴェルスが2作続けて書いています。 「アストラル漁師」:テラナーのギフィ・マローダー(通称モジャ)はアストラル漁師でした。アストラル漁師とは、銀河系でも知られていない…
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宇宙最大のショー ☆☆☆☆

(宇宙最大のショー / トーマス・ツィーグラー&H・G・フランシス / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第606巻です。前巻後半のエピソードの直接の続きで、マゼラン星雲が舞台となります。 「マゼランのよき精霊」(トーマス・ツィーグラー):プロスペクターのグラド、若いトアボルシャーと古参のウォルグ…
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ディアスポラ ☆☆☆☆

(ディアスポラ / グレッグ・イーガン / ハヤカワ文庫SF 2005) イーガンの第5長篇(SFとしては4作目)です。 タイトルの「ディアスポラ」(Diaspora)は「民族や人々の離散、集団移住」という意味で、大文字始まりの場合は旧約聖書に描かれる「バビロン虜囚後のユダヤ人の離散」を指します。そこから察せられるように、本作は…
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マゼラン星雲への道 ☆☆☆

(マゼラン星雲への道 / クルト・マール&アルント・エルマー / ハヤカワ文庫SF 2019) ペリー・ローダン・シリーズの第605巻です。前半のエピソードは前巻の続きで、深淵でのアトランとジェン・サリクの行動が描かれ、後半では故郷銀河周辺に舞台が移ります。 「グレイの領主」(クルト・マール):スタルセンの地下、黄金ゾーンに…
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オクトパスの呪縛 ☆☆☆

(オクトパスの呪縛 / アルント・エルマー&クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2019) ペリー・ローダン・シリーズの第604巻。前巻に引き続き、深淵でのアトランとサリクの行動が描かれます。 「オクトパスの呪縛」(アルント・エルマー):友愛団のプシオニカーの超能力で捕まってしまったアトランと深淵の第一階級市民(つまり最下…
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90年代SF傑作選〔下〕 ☆☆☆☆

(90年代SF傑作選〔下〕 / 山岸 真:編 / ハヤカワ文庫SF 2002) 引き続き、「90年代SF傑作選」の下巻です。 こちらには、中短篇10作品が収められています。 「マックたち」(テリー・ビッスン):繁華街で爆弾を爆破させ、百数十人の犠牲者を出した犯人に下された刑罰とは――犠牲者の遺族のもとには、それぞれ犯人のク…
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90年代SF傑作選〔上〕 ☆☆☆☆

(90年代SF傑作選〔上〕 / 山岸 真:編 / ハヤカワ文庫SF 2002) 「80年代SF傑作選」に続く、日本オリジナル編集の1990年代短篇SFのアンソロジーです。「80年代」と同様、河出文庫版「20世紀SF6 1990年代」と作品の重複はまったくありません(同様に、作者はかなり重複していますが)。サイバーパンクが席巻した8…
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