テーマ:ノンフィクション・海外

人と細菌 ☆☆

(人と細菌 / ピエール・ダルモン / 藤原書店 2005) 定価で買うと、ゆきちさんが一人いなくなってしまう(笑)大部の本です。某古書店でほぼ半額だったので、購入に踏み切りました。 著者はフランスの歴史・社会学者ですが、医学関係にも造詣が深く、医学の歴史を扱った著書をいくつも出しているようです。本書の原書は1999年に刊行され…
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世界の秘密警察 ☆☆

(世界の秘密警察 / ブルース・クウォリー / 現代教養文庫 1991) 同文庫の『ワールド・グレーティスト・シリーズ』とは異なりますが、同じような傾向の1冊。 タイトル通り、CIA、KGB、MI6など、世界各国の名高い(笑)“秘密警察”の数々を紹介したものです。“秘密結社”もそうですが、世に知られた時点で、それは“秘密”とは言…
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酷刑 ☆☆

(酷刑 / 王 永寛 / 徳間文庫 2001) 中国人の学者による、中国の歴史に登場する残虐な刑罰を分類整理した真面目なノンフィクションです(時代は神代から清朝まで)。とはいえ、歴史書から歴史小説まで、さまざまな作品を引用しつつ具体的に紹介しているので、その手の(どんな?)趣味を持つマニア向けでもあります。 詳しい内容の紹介…
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世界奇談集3 ☆☆☆

(世界奇談集3 / ロバート・L・リプレー / 河出文庫 1988) 『世界奇談集』の第3巻です。第1巻、第2巻とも、1920年代という初期の著作から取られていましたが、この第3巻は、著者の死後に刊行された1950年版を元ネタにしています。どちらにせよ半世紀以上前のネタには違いなく、古めかしさは否定できませんが、本巻にも226のエ…
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第三種接近遭遇 ☆☆☆

(第三種接近遭遇 / J・アレン・ハイネック / ボーダーランド文庫 1997) トンデモ本だらけのボーダーランド文庫ですが、こういうまともなUFO本も混じっています(^^ 著者ハイネック博士は、スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』の技術顧問に名を連ねたことで、映画の原題“第三種接近遭遇”とともに有名になりました。本職は天…
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世界最悪の旅 ☆☆☆

(世界最悪の旅 / チェリー・ガラード / 中公文庫 2002) 南極で遭難死したイギリスのスコット隊の悲劇は、小学生時代にジュブナイルの南極探検記で何度も読みました。人類初の南極点到達競争でノルウェーのアムンゼンに後れを取り、帰り道では予想外の悪天候に襲われて、デポ(食料・油の貯蔵所)からわずか20キロのところで殉職するという事…
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奇怪動物百科 ☆☆☆

(奇怪動物百科 / ジョン・アシュトン / ハヤカワ文庫NF 2005) タイトルだけ見ると、「へんないきもの」のような、実在する奇妙奇天烈な生き物を紹介した本か、ネッシーやらモケーレ・ンベンベやら、いわゆる現代のUMAを紹介した本のように思えますが、そうではありません(やや後者とは被りますが)。ボルヘスの「幻獣辞典」と同じく、古…
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死の舞踏 ☆☆☆☆

(死の舞踏 / スティーヴン・キング / 福武文庫 1995) “モダンホラーの帝王”ことスティーヴン・キングがものした、若き日のホラー評論の大作です。 本業のホラー小説ばかりでなく、映画、テレビ番組を含め、1950~70年代の30年間に絞って、箸にも棒にもかからない駄作(そんな作品も愛してしまうのが、究極のマニアの性だという意…
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世界風俗史1~3 ☆☆☆

(世界風俗史1~3 / パウル・フリッシャウアー / 河出文庫 2005) 人類文明の黎明期から20世紀半ばまで、世界中の性風俗の歴史を網羅的かつ詳細にまとめた『世界風俗史』全3巻です。著者のフリッシャウアーは、オーストリアの文化史家です。 この分野では、「風俗の歴史」(フックス)が角川文庫から全9巻で出ており、古書店の50円均…
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世界を騒がせたスパイたち(上・下) ☆☆☆

(世界を騒がせたスパイたち 上・下 / N・ブランデル&R・ボア / 現代教養文庫 1990) 名前負けしている(笑)『ワールド・グレーティスト・シリーズ』の一つです。 タイトルの通り、第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦時代という20世紀全般を中心に、国家のために(必ずしもそうとは限りませんが)働いた実際のスパイたちの活動を描…
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乳房論 ☆☆☆

(乳房論 / マリリン・ヤーロム / ちくま学芸文庫 2005) 白状します。実は、この本、以前にハードカバーで出たときに買って読んでいたのですが、文庫で見かけて、また買ってしまいました(^^; ですが、ちくま学芸文庫から出ていることでおわかりのように、決して扇情的なものではなく、人類学・比較文化学・宗教学・歴史学・民俗学・図像…
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吸血鬼伝説 ☆☆☆

(吸血鬼伝説 / 栗原 成郎 / 河出文庫 1995) タイトルが誤解を招きそうですが、真摯で高尚な学術書です。元々のタイトルは「スラブ吸血鬼伝説考」というもので、こちらのほうが正しく内容を言い表しています。著者の栗原成郎さんも知らない名でしたが、ロシア語、ロシア文学、スラブ文献学の教授で、スラブの民間伝承を収集・研究しているうち…
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人はなぜエセ科学に騙されるのか(上・下) ☆☆☆☆

(人はなぜエセ科学に騙されるのか 上・下 / カール・セーガン / 新潮文庫 2000) 著者セーガンの遺作とも言える労作です。現在ではハヤカワ文庫から「悪霊にさいなまれる世界――「知の闇を照らす灯」としての科学」というタイトル(これは原題に沿った意訳)で復刊されています。ちなみに文庫に落ちる前のハードカバー版のタイトルは「カール…
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切り裂きジャック 世紀末殺人鬼は誰だったのか? ☆☆☆☆

(切り裂きジャック 世紀末殺人鬼は誰だったのか? / コリン・ウィルソン&ロビン・オーデル / 徳間文庫 1998) “切り裂きジャック”の正体を研究するマニアのことを“リッパロロジスト”と呼ぶそうですが、初めてその言葉を造って使ったコリン・ウィルソンと、合理的思考の持ち主で冷静なリッパロロジスト、ロビン・オーデルが著した、いわば…
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聖なる宇宙への帰還 ☆☆☆

(聖なる宇宙への帰還 / ピーター・コロージモ / ボーダーランド文庫 1998) ボーダーランド文庫から、“古代宇宙飛行士説”をベースにしたトンデモ本が何冊も出ているコロージモですが、本書は意外にも(?)驚くほどまじめで正確な科学啓蒙書です。裏表紙の紹介や口絵のイメージからは、いつも通りの(笑)印象を受けてしまいますが、内容は宇…
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生存者 ☆☆☆☆☆

(生存者 / P・P・リード / 新潮文庫 1993) 原題には「アンデスから生還した人々の物語」と副題がついています。1972年にウルグアイの旅客機がアンデス山中に墜落した際、生き残った16人の若者が10週間後に生還するまで、どのように生き延びたのかを真摯に描いたドキュメントです。この事件は世界中にセンセーションを巻き起こし、「…
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海洋奇譚集 ☆☆☆

(海洋奇譚集 / ロベール・ド・ラ・クロワ / 知恵の森文庫 2004) フランスのノンフィクション作家による、まじめな海洋ノンフィクションです。著者ド・ラ・クロワは、このような海洋冒険ノンフィクションを中心に多くの著作を出しているそうで、1970年代に彼の著書を子供向けに翻訳編集したという「ゆうれい船のなぞとふしぎ」は、小学生時…
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恋の天才たち ☆☆

(恋の天才たち / マーガレット・ニコラス / 現代教養文庫 1987) 『ワールド・グレーティスト・シリーズ』の1冊(原題はTHE WORLD GREATEST LOVERSです)。欧米を中心に、古代から現代まで、とにかく恋愛と情欲(笑)に生きた著名な男女を紹介しています。もちろん、この人たちの中には、このような恋愛模様以外のこ…
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ベーリング大陸の謎 ☆☆☆

(ベーリング大陸の謎 / アレクサンドル・コンドラトフ / 現代教養文庫 1994) タイトルだけを見ると、ムー大陸やアトランティス大陸などの超古代史テーマを扱った怪しげな本の同類、といったような印象を受けますが、そんなことはなく、とても真面目な科学ノンフィクションです。著者のコンドラトフは、旧ソ連のサイエンスライターで、一般向け…
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未解決事件19の謎 ☆☆☆

(未解決事件19の謎 / ジョン・カニング:編 / 現代教養文庫 1991) 名前負けしている(笑)『ワールド・グレーティスト・シリーズ』の1冊です。タイトルの通り、世界中(ではなくヨーロッパと北米)で起きた殺人事件を初めとする事件・事故にまつわる謎を紹介したもので、内容もレベルも本邦の牧逸馬さんの「世界怪奇実話」に近いです。 …
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UFOとは何か ☆☆☆

(UFOとは何か / J・アレン・ハイネック&ジャック・ヴァレー / 角川文庫 1981) UFO研究に関しては指折りの良識派のふたりが、UFO現象について心理学的・社会学的視点を交えて真摯に分析した、実に“まとも”な本です。ハイネック博士は、米空軍のUFO調査プロジェクトにもかかわり(本書ではプロジェクト・ブルーブックやコンドン…
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世界の悪女たち ☆☆☆

(世界の悪女たち / マーガレット・ニコラス / 現代教養文庫 1991) かなり名前負けしている(笑)『ワールド・グレーティスト・シリーズ』の1冊。今回は、世界史に悪名高い女性たちを集めた“悪女”ノンフィクションです。全部で29人が紹介されていますが、欧米では有名なのかも知れませんが、日本ではあまり知られていない女性も多く、かえ…
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われらをめぐる海 ☆☆☆

(われらをめぐる海 / レイチェル・カースン / ハヤカワ文庫NF 1990) レイチェル・カースンを読むなら、まずは「沈黙の春」だろう――という意見もあろうかと思いますが(←買ってはあるらしい)、この「われらをめぐる海」は、「沈黙の春」の11年前の1951年に書かれたものですから、読む順番としては正しいのかも(^^; 著者はも…
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眠れない一族 ☆☆☆☆☆

(眠れない一族 / ダニエル・T・マックス / 紀伊國屋書店 2008) ええと、一日に3冊も書き込んでいますが、一日で全部読んだわけではないです(読めない量ではないけれど)。GW前半の帰省中に読んだものをまとめて記しているだけで(^^; さて、本書は副題に「食人の痕跡と殺人タンパクの謎」とあるように、プリオン病をテーマにし…
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地方検事 ☆☆☆☆

(地方検事 / ロバート・トレイヴァー / 創元推理文庫 1991) アメリカ合衆国北部、ミシガン湖西岸から突き出す半島アッパー・ペニンシュラ地方で、14年にわたって地方検事(D.A.)を務めた著者が、そこで体験した数々の事件や、その陰にある人間模様、地方検事としての苦悩や喜びなど、を生々しく描いた実話集。現場のプロフェッショナル…
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熱病 ―殺人ウイルスとの1700日の死闘 ☆☆☆☆

(熱病 ―殺人ウイルスとの1700日の死闘 / ジョン・G・フラー / 立風書房 1976) 現在は新型インフルエンザ、数年前にはSARSと、今世紀に入っても人類に害をなすウイルスは次々と出現しているわけですが、本書で語られているのは、いわゆる新興感染症のはしりとも言えるラッサ熱(本ではラサ熱)です。 1969年、ナイジェリア東…
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梅毒の歴史 ☆☆

(梅毒の歴史 / クロード・ケテル / 藤原書店 1996) 10年近く前に、さんざん探し回ったあげく、ようやく購入して、途中まで読んだものの、なぜか(たぶん忙しくなったからでしょう)放置してあった本。最初から読み返すことにして、毎日、寝る前に1時間ずつ読み、およそ一週間で読了しました。 著者ケテルは、医学者ではなく歴史学者です…
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暗闘 ―ジョン・ゴッティvs合衆国連邦捜査局― (上・下) ☆☆☆

(暗闘 ―ジョン・ゴッティvs合衆国連邦捜査局― (上・下) / ハワード・ブラム / 新潮文庫 2001) このような組織犯罪に関するノンフィクションは、本来は守備範囲外なのですが、仕事上の(笑)必要に迫られて読みました。読んでみると、思いのほか面白く、仕事を忘れて(笑)没頭してしまいました。結果的には、あまり仕事の方の参考には…
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怪物世界 ☆☆☆

(怪物世界 / ピーター・ヘイニング / 国書刊行会 1982) 一昨年に入手した「幽霊屋敷」と同じ『深夜画廊』シリーズの1冊。神保町のK書店で定価の4分の1の値段で入手しました。これで、「妖精異郷」と合わせて全3冊が揃ったことになります。 副題が「パルプ・マガジン――恐怖の絵師たち」となっているように、この本は19世紀初頭から…
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なぜ人はニセ科学を信じるのか(1・2) ☆☆☆

(なぜ人はニセ科学を信じるのか (1・2) / マイクル・シャーマー / ハヤカワ文庫NF 2003) 以前に、このテーマの元祖で古典とも言うべきマーティン・ガードナーの「奇妙な論理」を読みましたが、ほぼ半世紀の時を超えて書かれたのが本書です。著者マイクル・シャーマーは、日本の「と学会」の著書でもしばしば紹介されている懐疑主義者の…
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