東日流妖異変 ☆☆☆☆

(東日流妖異変 / 篠田 真由美 / 祥伝社文庫 2005) 本格ヴァンパイア伝奇ホラー『龍の黙示録』シリーズの第2巻です。第1巻を読んでから、まる7年が経過していました(汗)。第1巻の細かなストーリーはほとんど忘れていましたが、ストーリー自体は独立していますし、背景となる世界観やおおまかな設定については今回も説明がありますので、…
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真説ルパン対ホームズ ☆☆☆☆

(真説ルパン対ホームズ / 芦辺 拓 / 創元推理文庫 2005) タイトル作品を始めとして、20世紀初頭から前半のミステリ黄金時代を彩る名探偵や名作へのパスティーシュ8篇を収めた作品集です。「名探偵博覧会1」という副題が付されています。 「真説ルパン対ホームズ」:ルパン・シリーズの作者ルブランは、「ルパン対ホームズ」の他、…
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響き交わす鬼 ☆☆☆

(響き交わす鬼 / 東 雅夫:編 / 小学館文庫 2005) 「モノノケ大合戦」に続く、小学館文庫版『妖怪文藝』シリーズ全3巻の<巻之弐>です。 今回のテーマは、タイトルからおわかりのように「鬼」です(中国の霊魂を表す「鬼(キ)」ではなく、酒呑童子に代表されるような、形ある魔物としての「鬼(オニ)」です)。前巻同様、冒頭にテーマ…
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ヒールンクスのプラネタリウム ☆☆☆

(ヒールンクスのプラネタリウム / クルト・マール&アルント・エルマー / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第596巻。 前半のエピソードは前巻の直接の続き、後半からは舞台が故郷銀河に移ります。 「ヒールンクスのプラネタリウム」(クルト・マール):前巻で、ローランドレ表面の一部を支配するクモ型…
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銀河ヒッチハイク・ガイド ☆☆☆

(銀河ヒッチハイク・ガイド / ダグラス・アダムズ / 河出文庫 2005) 以前に新潮文庫から出ていたものの新訳・復刊です。昔の新潮文庫は、レズニックやらシュミッツやらラッカーやら、通好みのSFをかなり出していたのですが、あまり話題になっていなかったようです。レズニックの「ソウルイーターを追え!」とか、復刊されればいいのに(^^…
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ノアの箱舟の秘密(上・下) ☆☆☆

(ノアの箱舟の秘密 (上・下) / ティム・ラヘイ&ボブ・フィリップス / 扶桑社ミステリー 2005) 「インディ・ジョーンズ」の二匹目のドジョウを狙って大コケ(笑)した伝奇冒険アクション『バビロン・ライジング』のシリーズ第2作です。第1巻「秘宝・青銅の蛇を探せ」の記事では「全5巻が構想されていた」と書きましたが、今回、英文サイ…
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私の悪魔 ☆☆

(私の悪魔 / サラ・グラン / 小学館文庫 2005) 裏表紙の紹介文には「サイコノベルの秀作」と書いてありますが、それほどのものではありません(^^; 建築デザイナーのアマンダは、夫のエドと、まあまあ満足のいく結婚生活を送っており、仕事も順調でした。日常のちょっとした不満やいさかいはありますが、それは誰にでもある些細なこ…
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テラプレーン ☆☆☆

(テラプレーン / ジャック・ウォマック / ハヤカワ文庫SF 1992) 以前に紹介した「ヒーザーン」の前作にあたる、『アンビエント』シリーズの第2作です。「ヒーザーン」の記事に書いたように、邦訳は2冊だけでストップしてしまったようです(たしかに、どこがと明確には言えないのですが、“とっつきにくい”作風ではあります)。 舞台や…
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さらばマスクの男 ☆☆☆

(さらばマスクの男 / マリアンネ・シドウ&クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第595巻です。前巻に引き続き、「ローランドレ偵察隊」として送り込まれた各チームの状況が描かれますが、“無限アルマダ”サイクルのクライマックスを前に、前半のエピソードではタイトル通り、“マスクの男”ことアラ…
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ゲー・ムーランの踊子 他 ☆☆☆☆

(ゲー・ムーランの踊子 他 / ジョルジュ・シムノン / 創元推理文庫 1973) おなじみメグレ警部(「目暮警部」ではない(^^;)が活躍する短めの長篇「ゲー・ムーランの踊子」と「三文酒場」の合本版です。当時、創元推理文庫ではフランス作家の合本がよく出ていて、同じシムノンの代表作「男の首」と「黄色い犬」、「13の秘密」と「第一号…
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空を飛ぶパラソル ☆☆☆

(空を飛ぶパラソル / 夢野 久作 / 角川文庫 1979) 「人間腸詰」に続く、角川文庫版夢野久作作品集。同じ古書市で手に入れたものです。初期から中期の作品が8篇、収録されています。 「空を飛ぶパラソル」:新聞ダネを探していた地方新聞の記者は、鉄道に飛び込もうとしている若い娘を見つけますが、止めようとせず、そのまま自殺させ…
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幽霊鉄仮面 ☆☆

(幽霊鉄仮面 / 横溝 正史 / 角川文庫 1981) “探偵小僧”こと御子柴進の初登場作で、作者のジュブナイル長篇としては最長のものです(後述のように、長さによる弊害も出ているようですが(^^;)。 都下の新聞に、日本の昔話をネタにして無気味な広告が出されます。「カチカチ山」や「舌切り雀」、「猿蟹合戦」などのクライマックス…
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お熱い殺人 ☆☆☆

(お熱い殺人 / ロバート・L・フィッシュ / ハヤカワ・ミステリ文庫 1977) ユーモア・ミステリ『殺人同盟』(または『パーシヴァル卿と殺人同盟』)シリーズの第2作です。 第1作「懐かしい殺人」を読んだのは高校時代で、細かなストーリーは忘れ去っていましたが、設定は次のようなものです。年老いて引退した3人のミステリ作家(ミステ…
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人間腸詰 ☆☆

(人間腸詰 / 夢野 久作 / 角川文庫 1978) 昭和50年代に刊行された、角川文庫版夢野久作作品集の1冊。作者の最晩年、昭和9年~11年に書かれた作品が8篇、収められています。 作者の作品集としては、ちくま文庫から決定版ともいえる『夢野久作全集』が出ており、そちらを揃えているところですが(1巻と3巻が既読)、角川文庫版も米…
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ローランドレ偵察隊 ☆☆☆

(ローランドレ偵察隊 / H・G・エーヴェルス / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第594巻です。第591巻の前半のエピソード以来、久しぶりに舞台はM-82銀河に戻ります。エーヴェルスが2話続けて書いています。 「アルマダ中枢を目指して」:パルウォンドフを始めとする銀色人ことアルマダ工兵は、宇…
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ハイカラ右京探偵全集 ☆☆☆☆☆

(ハイカラ右京探偵全集 / 日影 丈吉 / 講談社大衆文学館 1996) 「ハイカラ右京」シリーズは、現代教養文庫版「ハイカラ右京探偵暦」を高校時代に読んでいます。本書は、教養文庫版13篇に、その後に発表された2篇「明治吸血鬼」、「狼男の恋」を加えて、全15篇を網羅した決定版です。 時は明治中期――主人公の右京慎策(本名かどうか…
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海底ドーム ☆☆☆

(海底ドーム / マーク・A・ヘーレン / ハヤカワ文庫SF 2018) 『ローダンNEO』の第12巻、第2シリーズの第4巻です。地球、フェロル、銀河系を飛行するファンタン人の宇宙船内という3カ所で、新たな事態が次々に展開されます。 地球では、ドイツ人資産家ベルンハルト・フランクの娘で刑事として活躍していたカロリーネが、警察…
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大魔術師も楽じゃない! ☆☆☆

(大魔術師も楽じゃない! / ロバート・アスプリン / ハヤカワ文庫FT 1998) ユーモア・ファンタジー『マジカルランド』シリーズの第5巻です。 前巻のラストで、スキーヴはポッシルトゥムの宮廷魔術師を退職し、ついでにオゥズとの師弟関係も解消して対等な(?)パートナーとなって、ディーヴァ次元の市場の一画に建てられた屋敷に住んで…
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幽霊空戦 1995ガダルカナル ☆☆☆

(幽霊空戦 1995ガダルカナル / 田中 光二 / 徳間文庫 1995) 太平洋戦争で戦没した英霊の亡霊が現代によみがえるホラー作品(同じ作者に「幽霊海戦」という作品がありますし、アニメ「サイボーグ009」にも似たようなネタの回がありましたね)。 ソロモンのガダルカナル島でダイビングのガイドをしている日本人青年、佐々木譲二…
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コスモクラートの敵 ☆☆☆☆

(コスモクラートの敵 / トーマス・ツィーグラー&エルンスト・ヴルチェク / ハヤカワ文庫SF 2019) 『ペリー・ローダン・シリーズ』の第593巻。前巻に続き、故郷銀河の混乱が描かれ、謎の強敵“エレメントの十戒”が、その全貌を表します。 「コスモクラートの敵」(トーマス・ツィーグラー):コスモクラートに敵対する混沌の勢力…
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