カラサワ堂変書目録 ☆☆
(カラサワ堂変書目録 / 唐沢 俊一 / 知恵の森文庫 2004)
2008年(!)に読んだ、「カラサワ堂怪書目録」の続編です。前作と同じく、社会生活には何の役にも立たない“脳天気本”(一部、映画やビデオ、レコードも)が、39項目(2項目増えました(^^;)にわたって紹介されています。
今回は残念ながら(?)、読んだことがある本は1冊もなく、おぼろげながらタイトルを聞いたことがあるものも2~3冊でした。ただ、だからと言って、これから集めようとか読んでみようとかいう気にはなりません。興味がないわけではなく、単にこれ以上手が広げられないという、自分のキャパシティだけの問題なのですが(笑)。
内容は、あまりにエロでグロでマニアックで奇天烈ですので、ここでは紹介しませんが、前回と同じく「あとがき」に書かれている唐沢さんのコメントで、琴線に触れた(笑)ものを、いくつか紹介しておきます。
「実は本マニアにとっては、そういう[地震で崩れた本の下敷きになる]死に方が理想なのじゃないか」(実は学生時代、同人誌にまったく同じ内容のエッセイを書いたことがあります(^^;)
「書店に行くといつも感じる高揚感というのは、本そのものの魅力の他に、連なる本棚によって形成されているダンジョンの魅力もあるのではないだろうか」
「本好きが好むのは、実は本そのものより、本がたくさんある空間、本棚だけによって形作られている空間なのではないか」
「重なる[本]棚と[本]棚の隙間にもぐり込んでいるときが、マニアの至福のときであるはずだ」
オススメ度:☆☆

カラサワ堂変書目録 (知恵の森文庫) - 唐沢 俊一, ソルボンヌ K子
2008年(!)に読んだ、「カラサワ堂怪書目録」の続編です。前作と同じく、社会生活には何の役にも立たない“脳天気本”(一部、映画やビデオ、レコードも)が、39項目(2項目増えました(^^;)にわたって紹介されています。
今回は残念ながら(?)、読んだことがある本は1冊もなく、おぼろげながらタイトルを聞いたことがあるものも2~3冊でした。ただ、だからと言って、これから集めようとか読んでみようとかいう気にはなりません。興味がないわけではなく、単にこれ以上手が広げられないという、自分のキャパシティだけの問題なのですが(笑)。
内容は、あまりにエロでグロでマニアックで奇天烈ですので、ここでは紹介しませんが、前回と同じく「あとがき」に書かれている唐沢さんのコメントで、琴線に触れた(笑)ものを、いくつか紹介しておきます。
「実は本マニアにとっては、そういう[地震で崩れた本の下敷きになる]死に方が理想なのじゃないか」(実は学生時代、同人誌にまったく同じ内容のエッセイを書いたことがあります(^^;)
「書店に行くといつも感じる高揚感というのは、本そのものの魅力の他に、連なる本棚によって形成されているダンジョンの魅力もあるのではないだろうか」
「本好きが好むのは、実は本そのものより、本がたくさんある空間、本棚だけによって形作られている空間なのではないか」
「重なる[本]棚と[本]棚の隙間にもぐり込んでいるときが、マニアの至福のときであるはずだ」
オススメ度:☆☆

カラサワ堂変書目録 (知恵の森文庫) - 唐沢 俊一, ソルボンヌ K子
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