永遠の伝奇小説BEST1000 ☆☆☆

(永遠の伝奇小説BEST1000 / 東 雅夫:企画監修 / 学研M文庫 2002)

『伝奇ノ匣』シリーズの番外編。古今東西、国内・海外も含めての伝奇小説の名作傑作を、ジャンル別に750編(15ジャンル×各50編)、作家別に250編(25人×各10編)、それぞれのジャンルや作家に造詣が深い作家・評論家・翻訳家といった人々が厳選して紹介しているものです。
そもそも「伝奇小説」とは何か、という定義の問題があるわけですが、それも各人の考えに任せており、しかも専門家(マニア?)揃いですから、未訳の作品やら絶版で入手困難のものまで、好き放題に(笑)選んでいます(小説だけでなく、映画やマンガまで)。延べ1000作品(同一作品が重複して選ばれていることもあります)のうち、確実に読んでいる(読んで、しかも本を保有している)のが258編、本は入手済みで未読のものが100編ほど、あと、ジュブナイル版で読んだり、部分的に読んでいたり(アラビアンナイトや今昔物語集、古事記など)するものが十数編ありました。
作品をひとつひとつを紹介できるわけもありませんので、ジャンル・作家と担当の筆者だけを記しておきます。

<ジャンル別>
「西洋神話・伝説・ロマンス」(天沢 退二郎)
「古代・中世日本伝奇」(須永 朝彦)
「大江戸伝奇」(高田 衛)
「中国志怪」(武田 雅哉)
「中国伝奇」(岡崎 由美)
「ゴシック・ロマンス」(風間 賢二)
「時代・歴史」(日下 三蔵)
「秘境・冒険」(長山 靖生)
「SF」(東野 司)
「ミステリ」(千街 晶之)
「ファンタジー」(小谷 真理)
「ホラー」(東 雅夫)
「純文学・海外」(石堂 藍)
「純文学・日本」(石堂 藍)
「コミック」(辻 真先)

<作家別>
「泉鏡花」(須永 朝彦)
「国枝史郎」(平岡 正明)
「ラフカディオ・ハーン」(加門 七海)
「岡本綺堂」(東 雅夫)
「江戸川乱歩」(高原 英理)
「夢野久作」(西原 和海)
「石川淳」(高遠 弘美)
「山田風太郎」(松山 巖)
「半村良」(川又 千秋)
「西村寿行」(福島 泰樹)
「赤江瀑」(岩井 志麻子)
「菊地秀行」(上野 昻志)
「皆川博子」(葉山 響)
「夢枕獏」(大倉 貴之)
「ホフマン」(石堂 藍)
「ゴーゴリ」(長谷見 一雄)
「ヴェルヌ」(高山 宏)
「ポオ」(巽 孝之)
「ガルシア=マルケス」(鼓 直)
「ボルヘス」(木村 榮一)
「ラヴクラフト」(大瀧 啓裕)
「キング」(中島 晶也)
「クーンツ」(瀬名 秀明)
「アン・ライス」(柿沼 瑛子)
「タニス・リー」(井辻 朱美)

自分の傾向を見ると、日本や中国の古典、純文学系の作品などに弱いことがよくわかります(だからと言って、これから強化しようとかは思いませんが(^^;)。海外作品については、「幻想文学1500ブックガイド」(国書刊行会)を併せ読むと、ますます本が買いたくなって(笑)困ります。

オススメ度:☆☆☆


永遠の伝奇小説BEST1000 ジャンル別・作家別 (学研M文庫)
永遠の伝奇小説BEST1000 ジャンル別・作家別 (学研M文庫)

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