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zoom RSS 新編 帯をとくフクスケ ☆☆☆

<<   作成日時 : 2018/01/13 23:00   >>

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(新編 帯をとくフクスケ / 荒俣 宏 / 中公文庫 1996)

副題は、「複製・偽物図像解読術」となっています。そこからおわかりのように、過去に紹介した「図像学入門」「図の劇場」「アラマタ図像館」シリーズ等と同じく、オリジナルな一枚ものの絵や写真ではなく、印刷され配布される様々な図像を研究・分析し、その存在価値や目的・意義を広く紹介したものです。
カラーやモノクロの図版も豊富で(そのすべてが、荒俣さんの秘蔵コレクションからのものだというのも、驚きあきれてしまいます ←ホメ言葉です(^^;)。

全部で12章に分かれていますので、それぞれの章題と簡単な紹介を以下に記しておきます。

「楽園への誘い」:南洋+芸術=ユートピア幻想という方程式が成り立ちます。それを具現する図像は、どのようなものでしょうか?

「エロティックになる勉強」:エロティックな感情を掻き立てる女性(一部、男性(^^;)の描き方とは?

「美人の恥ずかしい姿」:西洋と日本では、美女がとるポーズが違うそうです(少なくとも、昔は)。

「忘れられた最高技芸」:最高の複製技術は「複製できない」というパラドックスが存在するのは、紙幣の印刷という分野です。

「シュール魚かリアル魚か」:どのように描けば、魚はリアルになるのでしょう?

「潜水マスクがなかった頃の海中事情」:実際には見えない海中の情景を描くために、昔の絵師はどのような工夫をしたのでしょうか。

「額縁の裏がわの見方」:東洋の絵の縁は紙製なので簡単にめくれますが、西洋の絵の額縁は堅固なので、境界を越えるのは簡単ではありません。

「別世界の軒先 エジプト画の意味」:ヨーロッパ文明は、なぜ古代エジプト(ピラミッドやスフィンクス)の図像にこだわるのでしょう?

「蛇は図像の王様だい!」:奇妙なフォルムを持つ生き物、蛇を生き生きと描き表わすために、多くの絵師が苦労してきました。

「“金のなる木”は商芸の傑作」:“金のなる木”とは、柊(ヒイラギ)だそうですが、その理由は?

「“宝づくし”の進化論」:七福神の宝船に載っている宝物や、桃太郎が鬼が島から持ち帰った宝物は、具体的にはどんなものなんでしょう?

「帯をとくフクスケ」:フクスケ(福助)と言えば、頭が大きい子供が思い浮かびますが、実は最初の福助は大人だったのです。

オススメ度:☆☆☆




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