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zoom RSS 石の使者 ☆☆☆☆

<<   作成日時 : 2017/08/12 22:42   >>

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(石の使者 / H・G・フランシス&クルト・マール / ハヤカワ文庫SF 2017)


『ペリー・ローダン・シリーズ』の第549巻。“宇宙ハンザ”サイクルも、いよいよクライマックスです。

「無限での邂逅」(H・G・フランシス):第545巻「神のアンテナ」で、戦闘種族クルウン人の捕虜となったイホ・トロトと自由民の仲間たちですが、クルウン人の宇宙船に人質を残し、放棄された基地を探索していました。再来した究極生物アウエルスポールの影もちらつく中、“自転する虚無”ことフロストルービンの動きを阻止する手段を探していたのですが、仲間たちは不可視の罠に捕まって、次々と犠牲になっていきます。一方、セト=アポフィスの補助勢力であるラウデルシャークが率いる基地でも、密かに破壊工作が進められていました。
そのころ、瓦礫フィールドの探索を続ける“バジス”からは、ウェイデンバーン主義者のビヴァリーとアンドレイが、スペースジェットで調査飛行中、任務を逸脱してウェイデンバーンが唱える宇宙の理想郷スタックを探して、瓦礫宙域の奥へと入り込みます。そこで発見したのは、ラウデルシャークがフロストルービンを強化するために設置したネットでした。スタックだと思い込んで接近したスペースジェットは、ネットに絡めとられてしまいます。
トロトは、複雑な駆け引きと心理戦の果てにアウエルスポールを罠に誘い込んで無力化することに成功しますが、宇宙船を失い、搬送プラットフォームで脱出するしかありませんでした。ネットに接近したトロトは、そこに存在するはずのないもの――テラのスペースジェットを目にします。

「石の使者」(クルト・マール):コロ=ソスの命令で月面に集結したポルレイター2千体あまりは、一切の問いかけに応答せず、カルデク・オーラに包まれたまま、地球へ向かってゆっくりと浮遊し始めました。ローダンと“バジス”が留守のテラは大混乱に陥ります。
そのころ“バジス”では、生還したイホ・トロトが瓦礫フィールドの“自転する虚無”――フロストルービンの存在と、それに関する情報をローダンらにもたらしていました。レトス=テラクドシャンやハミラー・チューブの分析によって、かつてフロストルービンが宇宙のあちこちでカタストロフィを引き起こしてきた事実が明らかになります。その動きをセト=アポフィスが引き起こしたのか、自然現象としてのフロストルービンを利用しているだけなのかは不明ですが、その活動を阻止しなければならないことだけは確かでした。
そんな中、鳥類種族ゲルジョクの戦闘艦隊が出現し、“バジス”に包囲攻撃をかける動きを見せてきます。ローダンは調査飛行に派遣していた巡洋艦に帰還命令を出しますが、独断専行の傾向が強い“ナルドゥ”艦長コスマスだけは応答しません。そのころ、“ナルドゥ”は、この宙域に存在する物質とはまったく異なる組成の岩塊を発見し、収容していました。さらにコスマスは、ゲルジョクの司令官ゲルヌクとコンタクトを取り、戦闘を未然に防ぐことに成功します。そればかりか、ゲルジョクが保持していたデータから、フロストルービンの秘密の一端を知ることもできました。
“バジス”は、セト=アポフィスのフロストルービン活性化計画を一時的に阻止した後、太陽系へ向かいますが、待っていたのはポルレイターに由来する大混乱でした。

オススメ度:☆☆☆☆




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