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zoom RSS 銀河乞食軍団 外伝2 ―禿蔓草107号、只今出動!― ☆☆☆

<<   作成日時 : 2017/08/31 22:29   >>

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(銀河乞食軍団 外伝2 ―禿蔓草107号、只今出動!― / 野田 昌宏 / ハヤカワ文庫JA 1987)

『銀河乞食軍団』外伝の第2巻です。舞台設定や背景は、先に読んだ第3巻の記事をご覧ください。本書にも、金平糖錨地の整備チーム“花組”の班長お七を語り手に、副班長のネンネ、トラブルメーカーのおネジっ子トリオ、ハナ子、ヒナ子、クウ子が活躍(?)する4作品が収められています。

「金平糖錨地、清純乙女強盗団」:おネジっ子たちが挙動不審なのを怪しんだお七とネンネが見張っていると、ハナ子、ヒナ子、クウ子の3人が深夜に物騒な工作機械を持ってハシケで近くの小惑星ロッシェルへ出かけていきます。そこはモンタギュー鉱業が所有するピエゾ鉱石の鉱山があるわけですが、会話を盗み聞きすると、どうやら3人は、とある“お姫様”の頼みを聞いて、捕らえられた“王子様”を救出しようとしているようでした。しかし、あっさりとモンタギュー社の社員たちに見つかり、助けに駆けつけたお七やネンエと共に、追い詰められてしまいます。しかし、ピエゾ鉱石の特性を思い出したネンネが、大逆転の一手を繰り出します。

「禿蔓草107号、只今出動!」:年に一度、各宇宙運輸事業者に義務付けられている機動救難演習の日が巡ってきました。頭目ムックホッファの指示で、コンペ威容錨地の「運航部」と白沙基地の「整備部」との対抗戦として行われるため、否応なく盛り上がるのでした。遭難船を演じる整備部は毎回、意地悪な罠を様々に仕掛けてきますが、運航部のおネジっ子たちも、お七や他の班長の指示に従って、けなげに救難活動に従事します。ところが、今年は異変が起きました――花組の救難艇“禿蔓草107号”だけが、他の救難艇とは正反対の方向に突進して行ってしまいます。そこにいたのは、高次空間との境界線に漂う俗称“水船”で、救難には高度の慎重さと技術を要する難破船でした。お七とネンネは、おネジっ子を追って“水船”に急行しますが、相手は整備部が仕掛けた疑似遭難船ではなく、本物の難破船でした……。

「琴姫ポイント、異常あり!」:お七とネンネは、おネジっ子たちの操縦訓練のため、100型宇宙船を星涯宇宙港に降下させていましたが、閃光信号のSOSを見たと思ったクウ子が操縦を誤り、着陸は散々なことに――。地上での用件を済ませて明日は金平糖錨地に帰還するというときに、おネジっ子たち3人が、SOS信号を発信元を確かめようと、雲取山地に出かけてしまいます。そして、救助を求める緊急信号を送ってきたのでした。実際、雲取山地には、ローティーンの少女を集団誘拐しては外惑星に売り飛ばす“ロリータ商会”のアジトが存在していました。ロリータ商会の理事長に罠にはめられたお七とネンネは、幼女誘拐の片棒をかつがされそうになりますが――。

「金平糖“花組”秘密部品庫」:金平糖錨地の盛り場で、あくどい“黒雲海運”のチンピラとの喧嘩に巻き込まれたおネジっ子たちは、駆け付けたお七とネンネに救出されます。喧嘩の原因は、チンピラたちに虐められていた乞食を助けようとしたためらしいのですが、ヒナ子は乞食から薄汚れた袋をお礼として受け取っていました。その日以降、花組では、手に入りにくいスペアの修理部品が、難なく調達できるようになります。ところが、それらの修理部品は、数日もしないうちにぼろぼろに劣化してしまうのでした。その原因が、おネジっ子たちが乞食から受け取った袋の中身にあることを知ったお七とネンネは、星海企業の信用問題にかかわる事態を秘密裏に解決すべく、孤軍奮闘することになります。

オススメ度:☆☆☆






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