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zoom RSS 銀河乞食軍団15 ―宇宙艇レース狂躁曲― ☆☆☆

<<   作成日時 : 2017/05/05 20:46   >>

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(銀河乞食軍団15 ―宇宙艇レース狂躁曲― / 野田 昌宏 / ハヤカワ文庫JA 1992)

引き続き、『銀河乞食軍団』の第15巻です。

星系軍から惑星軍から、司令官から一兵卒までを熱狂させた熱河の宇宙艇レースが終了して一か月――。星涯星系を表敬訪問していた東銀河系軍軍楽隊も帰国の日が迫り、盛大なコンサートが行われていました。ところが、そこで演奏された合唱組曲の歌詞を聞いた星系軍情報局の鼬中佐は、驚くべき暗合に気付きます。そして、鼬中佐は軍に働きかけ、方位信号発信機を入手します。中佐は、例のハンドバッグが超空間トンネルを形成していることに気付いており、それが恐るべき軍事的優位性をもたらすことも意識していました。そして、どうにかしてハンドバッグを手に入れ、どこに通じているのかを発信機によって解明しようと考えたのです。
一方、星涯には、赤星教授からの応援要請を受けて、豊葦原星系のマッドサイエンティスト、ブチ猫こと大河内玉三郎博士が駆けつけていました。次元重複を起こしてしまっているマクナーラの人々を救うためには、赤星教授とブチ猫を理論を応用し、東銀河系巡航宇宙艇メロスが高次元駆動を開始するタイミングに合わせて、特定の地点でハンドバッグを開く必要がありました。そうして発生させた時空歪曲作用を使って、重複した次元を分離させようというわけです。
しかし、まずはハンドバッグを開いて動作を確認しなければなりません。ところが、ブチ猫の計算によれば、星涯星系内で時空歪曲を起こさずにハンドバッグを開くことができる場所は、第二惑星・炎陽にある、星海企業の仇敵、ロペス工業が所有する鉱山の構内しかありませんでした。一計を案じた乞食軍団は、お七やネンネ、おネジっ子たちに身売りさせ、それをカムフラージュにハンドバッグを送り込んで、人買い商人や星系軍の脅迫や攻撃を受ける中、どうにか実験を成功させます。その際、お七は、開いたハンドバッグから星系軍の方位信号がかすかに聞こえるのに気づくのでした。
ともあれ、すったもんだはありましたが、乞食軍団の旗艦“クロパン大王”、ハンドバッグを積んだ“左甚五郎”の艦載艇が所定の位置につき、メロスの高次元駆動の開始を待つばかりとなります。そして、メロスが旅立った瞬間、ままずマクナーラ帝国の3人が、次元重複から解放されたのでした。

第16巻へ続きます。

オススメ度:☆☆☆




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